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『薬剤師業界のウラガワ』23.懐具合が調剤報酬改定に影響?

『薬剤師業界のウラガワ』23.懐具合が調剤報酬改定に影響?

2013年02月19日 (火) 09時00分配信 投稿日:13/02/19 09:00 icon_view 388view

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年が明けると、中央社会保険医療協議会(中医協)で次回調剤報酬改定の議論がスタートする。本格化するのは夏以降になるが、そこに向けた調査などは新年度から始まる。繁忙期と重なり"なおざり"な回答になってしまうかもしれないが、今回は「特に慎重に対応してもらいたい」と関係者は身構える。

原則的な流れは前回改定を踏襲することが決定的となっており、保険薬局に関連する内容では在宅医療の更なる推進、ジェネリック医薬品の使用促進に関するインセンティブのメリハリ、情報提供などの再設定などが想定されているという。またこれまで以上に薬剤師の仕事の「見える化」がキーワードになるとも言われており、風当たりの強い医薬分業への対応も視野に入っていることも匂わせている。

改定に先立って、中医協では医療経済実態調査案を策定しており、昨秋保険薬局の給与に関する項目が追加されたことを既にご存知の方も多いかもしれない。他の医療職でも同様の給与調査を行っている関係で、全体との整合性から実施するという"らしい"理由付けが行われているが、狙いは調剤専門薬局という噂が絶えない。

背景には薬局企業の報酬に対して不快感を感じてる関係者がいることが起因しているとされ、数字のうえからも"薬局は儲かっている"という印象を実証する考えだという。

しかし、この調査は「逆効果になるのではないか」との見方がもっぱらだ。調査は一定数の店舗展開する薬局で分類すると言われているが、これが逆効果になる要因。狙い撃ちにしたい調剤専門薬局の給与費は相場程度もしくは少し安い程度の状態にある。むしろ少数店舗の薬局のほうが給与そのものは高い可能性があるからだ。管理薬剤師などにおいてはこうした傾向が一層色濃いとの分析もある。

つまり、調剤専門薬局を狙い撃ちにしたものの、むしろ小規模薬局のほうが儲かっているという実態が浮かび上がり、結果的として調剤一人勝ちを印象付けてしまう可能性があるのだ。

当然、薬剤師会関係者もこの問題には神経を尖らせており、「どう転ぶかわからない」と警戒している。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター


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