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『薬剤師業界のウラガワ』24.今年は試練の年?薬局と薬剤師を待ち受けるハードル

『薬剤師業界のウラガワ』24.今年は試練の年?薬局と薬剤師を待ち受けるハードル

2013年02月26日 (火) 10時00分配信 投稿日:13/02/26 10:00 icon_view 848view

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国の敗訴が確定した一般用医薬品のインターネット販売の問題。「ウチは調剤薬局だから関係ない」と決め込むのは早すぎる。何しろ今年は薬局・薬剤師を待ち受ける難題が目白押しで、ネット裁判はその第一弾に過ぎないのだ。

既に一般紙やテレビメディアで報道されているように、一般薬のインターネット等販売規制における裁判で国の敗訴が確定した。法律改正も含め国会方面も巻き込んだ大きなウネリになりそうな様相を呈しているが、この熱が冷めやらぬまま次の問題が近々勃発することが"決定"している。

それが保険調剤に係る一部負担金に対するポイント付与問題だ。今年3月末までにクレジットカード等に対するポイント付与の禁止も含め、一定の結論を出す方向になっているが、政権交代の影響もあり原稿執筆時には不透明なままだ。

これに続くのがエパデール。恐らく新年度初めには上市される話題の製品は、ネット販売の問題も絡んでくることが確実視されている。

夏から秋にかけては次回調剤報酬改定に向けた議論が本格化してくるため、給与面の実態の取扱いはもちろん、医薬分業の是非論まで俎上にあがってくる可能性が否定できない状況下にある。薬剤師側は「前回を踏襲した議論」と悠長に構えるが、これまで分業に否定的な意見をもっていた医師側のみならず、保険者側からもその効果を求める声があげられており、薬剤師委員が分業のメリットを数字で表すことなどが考えられよう。

昨秋、行政関係者は今年のキーワードとしては「○○のようなもの」が浮かび上がると語ってくれた。ネットでの「対面のようなもの」。ポイント付与という「割引のようなもの」、そして医薬分業に対する「分業のようなもの」。

逆の見方をすれば、今年は世間の目が厳しくも薬局や薬剤師の目が向けられるとも言える。それをピンチとするかチャンスとするかは現場の皆さんにかかっている。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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