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『薬剤師業界のウラガワ』27.薬剤師に“助手”は必要か?

『薬剤師業界のウラガワ』27.薬剤師に“助手”は必要か?

2013年03月19日 (火) 09時00分配信 投稿日:13/03/19 09:00 icon_view 1217view

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 「薬剤師と並ぶ専門家」。厚労省医薬食品局長が登録販売者についてこのように表現したのは意外だった。それも薬剤師会の新年会の席で述べたものだから、余計に勘ぐってしまった。登録販売者が創設された当初、業界内ではにわかに"テクニシャンへの布石か"と指摘する声があげられた。ところが蓋を開けてみれば、OTC薬の販売に特化した専門員という位置づけであり、都道府県認定の販売許可制度に留まっている。

もともとテクニシャン(調剤助手)待望論は根強い。以前薬剤師会の若手参加者が集まった研修会では、在宅医療の推進や医療安全業務に集中するための道筋として、テクニシャンの創設が指摘された。そのときにあげられた意見はこのようなものだった。「機械化できる部分は積極的に導入し、薬剤師しかできないことを行うべき。ピッキングマシーンも進化しているなかで、薬袋にいれるようなルーチン的側面はテクニシャンに実行させ、最終的な確認と指導を薬剤師が行えばいいのではないか」というものだった。もちろん、賛否両論を呼んだ。OTC薬のように職能を奪われるといった見方から、一人薬剤師の店舗が在宅医療に参加するためには必要などの意見。当然のことながら、薬剤師個人のスキルアップも相当に求められることが想定され、薬剤師自らが仲間を篩いにかけてしまう可能性があげられた。

他職種ではどうか。言わずもがな医師には看護師がいる。現在議論されているチーム医療議論では、特定看護師制度の創設が声高にあげられたが、医師の猛反発で骨抜きになった。あくまでも"助手で居なさい"という強烈なメッセージな訳だ。

しかし、医師の中には事務的作業に関しては補助に委託すべきとの考えもある。NPO「メディカルセクレタリー」の調査では医師9割が事務作業補助者に期待をしている。薬剤師業界においても調剤薬局事務という某アイドルグループのメンバーが取得を目指している人気資格?が存在しているのはご存知の通りだ。

では、薬棚から医薬品を篭に入れる作業はどうなるのか。その業務は薬剤師としての職能が本当に必要なのか。機械化できる部分はないのだろうか。

医療費削減が指摘される昨今、意外なトコロからの要求で、テクニシャンの導入があるかもしれない?!


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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