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29.やっぱり対面が一番?あえてリアルに走るワケ|薬剤師業界のウラガワ

29.やっぱり対面が一番?あえてリアルに走るワケ|薬剤師業界のウラガワ

2013年04月02日 (火) 09時00分配信 投稿日:13/04/02 09:00 icon_view 387view

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一般用医薬品のインターネット問題が冷めやらぬ状勢の中、最近目立ってきたのが通信販売会社のリアル店舗展開だ。

既に健康食品通販大手のファンケルは北海道から九州・沖縄地方まで店舗を広げ続けており、海外にも数店舗構えている。繁華街などにも多く展開していることから、実際に見たことのある方は多いと思う。また、DHCも同様にサプリメントの実店舗展開を行っている。

さらに昨年にはドモホルンリンクルで有名な再春館製薬所も大阪に初のリアル店舗をオープンさせ、これまで関心はあったが、サンプルなどを申し込むといった具体的なアクションまでに至らなかった生活者をファンにするのが狙いだという。 いずれの企業も強調するのが"リアル"の強みだ。「直接製品を使用してみることで香りや使用感など、本人が確認してみたい部分が埋められる」と口を揃える。

加えて現場スタッフからはやりがいの声が高まっているのも事実だと大手通販企業は指摘する。「通販のオペレーションセンターでも顔が見えているような社員教育をしていますが、当然のことながら実際とは違う部分が多いです。口頭だけで自分の言いたいことだけを要点よく伝えるのは本当に難しいことです。しかし、リアルだと製品を手にとっていただき、実際にお客様に触ってもらうことで製品への理解が表情からもわかりますから」。

昨今、問題になっている一般用医薬品の問題に関して尋ねると、医薬品と健食・化粧品では大きく違うと前置きしたうえで、「当り前の部分かも知れませんが、電話だと嘘かなと思うような言い方もあります。そうした部分では、圧倒的に対面のほうが安心できるという心理は理解できますね」という。

これまで通販という情報と製品だけを販売してきた企業があえて実店舗に注力する背景には、ネットが伝えることのできない「匂い」、「手触り」という五感に加え、真偽を感じるという直感の部分と向き合い始めたからだ。

さて、薬剤師が提供する情報はどの感覚を働かせているだろうか。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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