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『薬剤師業界のウラガワ』39.第1類の売上高に隠れた本当のニーズ

『薬剤師業界のウラガワ』39.第1類の売上高に隠れた本当のニーズ

2013年05月14日 (火) 09時00分配信 投稿日:13/05/14 09:00 icon_view 312view

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ケンコーコムは1ヶ月間の売れ筋商品ベスト10を公表しているが、このランキングには調剤薬局が見落としやすいニーズが如実に反映されていているのをご存知だろうか。

ランキングは医薬品から健康食品、日用品から介護まで同社が取扱う全カテゴリーの売上げをまとめたもの。1日18万人が訪れる国内最大級の健康関連ECサイトであり、消費者のニーズが一定程度反映されているものと見ていいだろう。

医薬品のカテゴリーでは、予想通り?ロキソニンがトップで直近の3月ではアレグラに譲ったものの、やはり常備薬として相当のニーズが存在していることが示唆されている。また発毛剤のリアップもランキング上位に位置しており、薄毛に悩む消費者の率直な心理が窺えるものとなっている。やはり第1類の販売権利が認められてからは2月、3月ともに第1類薬が上位を占めている。

ここからが本題。

ランキングを見ると、4位や5位にエタノールや精製水、養命酒や塩化ベンザルコニウムなどが入っている。いずれも500ml入りの製品で、探す気になれば町の薬局やドラッグストアでも簡単に見つけることもでき、買うことにも抵抗が無い"昔からの製品"だ。

理由はただ一つと言っていい。これら製品は重たいから持ち運ぶのが面倒なのだ。精製水やエタノール、塩化ベンザルコニウムなどを成分名で検索してみると、ブログで活用方法を掲載している方は多い。しかし、これを女性ひとりで持ち運ぶには少々大変なのも察しがつく。加えて薬局やドラッグストアでは棚の下部に配置されており、ホコリや汚れが付きやすい位置に追いやれている。ホコリまみれの製品を女性が手を取りにくいのは当然だ。

ならばネット通販で購入してしまおうという選択をされるのはやむなしと言えるだろう。 ネット販売は、その是非に認識が偏りがちだが、冷静に消費者のニーズを探る必要もあるのではないだろうか。お店の精製水、ホコリを被っていませんか?配送しますよとひと声かけていますか?


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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