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『薬剤師業界のウラガワ』45.初の西洋ハーブ薬、いつ対面で売るのか

『薬剤師業界のウラガワ』45.初の西洋ハーブ薬、いつ対面で売るのか

2013年06月13日 (木) 09時00分配信 投稿日:13/06/13 09:00 icon_view 254view

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ダイレクトOTC「アンチスタックス」が発売された。ご存知の通り日本初の西洋ハーブの医薬品だ。軽度の静脈還流障害による足のむくみ・だるさなどの改善を効能・効果としている。これまで同疾病領域は弾性ストッキングやマッサージを施すといった外科的措置が対応策の中心となっており、医療用を含む医薬品としては空白の治療領域となっていたことがポイントと言えよう。

発売元のエスエス製薬の調査によると、成人女性の半数がむくみなどの経験があると答える一方、その対策に満足しているのは4割に満たないのが現状だという。そもそも薬剤師の女性の割合が6割を超えており、且つ立ち仕事中心ということもあり、既に同製品のターゲットである。薬剤師に効果を実感してもらうことで薬局の"内外"からの口コミにも期待を寄せていることが窺える。

「せっかく面白いOTCが販売されてもネット販売のほうが売れるし…」。なんて声が漏れ聞こえてくるが、それは早とちりだ。

一般メディアでは第1類を含めて全面解禁という言葉を用いているが、総理が前提条件としたのは「消費者の安全性を確保した、しっかりしたルールの下」。逆説的な見方をすれば、消費者の安全が確保されないのであれば、全面解禁できないということとになる。

つまり、市販後安全調査期間内は「安全性が確保されていない」と判断されれば少なくとも「安全性が確保されるまでは」対面での販売に限定されるのではないだろうか。初の西洋ハーブ薬ということもあり、市販後安全調査の期間が通常よりも長い8年プラス1が設けられている。承認年月は平成23年1月21日なので同日からカウントされていることから、アンチスタックスのネット販売が許可されるのは早くても平成31年以降だと計算できる。

今年の流行語大賞を受賞することが確実視されているアノ言葉を使って、タイトルの答えとしたい。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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