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『薬剤師業界のウラガワ』59.面白い事例は意外とある?!跡継ぎも色々

『薬剤師業界のウラガワ』59.面白い事例は意外とある?!跡継ぎも色々

2013年09月23日 (月) 09時00分配信 投稿日:13/09/23 09:00 icon_view 500view

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調剤薬局チェーンとドラッグストアの進展により、個人店舗は経営が苦しいといわれて久しい。現在、日本には約5万軒の薬局が存在しており、上場企業などのチェーン薬局が全体数のほとんどを占めるような印象にあるかもしれないが、実際は8000軒程度に留まり、なんと約4万軒は個人が経営している計算になる。しかしながら、登記上は薬局としているかもしれないが、実態は一般薬や漢方薬、衛生用品などを細々と販売しているような店舗も多い。また店主の高齢化に伴い閉店に追い込まれるようなケースもある。全体の傾向として調剤薬局は処方せん枚数の伸び悩みで進展が鈍化し、個人店では跡継ぎ問題で店をたたむ事例が増加している。つまり薬局数としては横ばいなのが現状と言えるのではないだろうか。

さて、個人店は店主の高齢化により閉店に追い込まれていると書かせてもらったが、面白い実例も存在している。横浜市経済局が実施している「店舗流動化事業」では、地域で長年人気のある店舗が店主の高齢化や諸事情で営業が困難になったところに対して、承継希望者を募る"バトンタッチ"のような事業を展開している。これまで薬局を継承した実例も存在し、世界的製薬メーカーに勤めていたMRが"最も面白いのは薬局"との結論から店舗の承継を受諾し、同じ場所で薬局をリスタートさせている。

また、代々別人が受け継ぐ店もある。世田谷区深沢にある薬局は、現在で3代目にあたるが、店主は全て"アカの他人"という。開設者は店舗を承継させる際に勤務していた薬剤師ではなく、地域で活躍する若手薬剤師を引き抜くかたちで店舗を継がせた。「地域で頑張っている若者に店を任せたい」という強い意志からの決断だった。また現在の3代目も地元で薬局を開設している店舗の跡取りの予定だったが、「是非とも」という強い引き合いにより、3代目店主として看板を任されている。自身の店舗は他の薬剤師が店主を勤めるというユニークな状況だ。

共通するのは地域で活躍するという信念を最初から抱いていたところだ。「薬局に勤務して金持ちになろうとは思わない。それよりも地域にこの店ありとして、代々頼られる存在でありたい」。

個人店はまだまだ捨てたものじゃない。





著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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