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『薬剤師業界のウラガワ』82.技術革新は薬局に何をもたらす?

『薬剤師業界のウラガワ』82.技術革新は薬局に何をもたらす?

2014年02月24日 (月) 08時00分配信 投稿日:14/02/24 08:00 icon_view 300view

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「薬局における検査について、何が国民の健康に資するかを考えなくてはならない」このコメントを発したのは自民党の幹事長を務める石破茂衆議院議員だ。これは1月15日に行われた日本薬剤師会新年会の席上でいきなり語ったものだからサプライズだった。薬剤師会幹部は言う。「たぶんネット販売解禁に対する一種の弁明。選挙では自民党が野党時代から支持していたのに、こうした結果を招いて悪かったということでしょう」。

直ちに何かが動くわけではないと思われていたが、あっさり規制緩和が行われることとなった。これまで保険薬局でしか販売できなかった排卵検査薬などについて、薬局などにおいても取扱い可能とするものだ。もともとは広く購入できた製品群であるが、2009年の薬事法改正の際に販売のハードルが上がり、今回の規制緩和についても「元に戻っただけ」という見方があるのは確かだ。しかし“妊活”をしていた生活者からの評判はすこぶる悪かっただけに規制緩和は広く受け入れられるだろう。

さらに今回の規制緩和の中には、尿潜血検査薬のOTC化も実施される見通しで、実に20年振りの検査薬の新製品となりそうだ。

もともと検査薬のOTC化には医師会の強い反発があったものの、近年の技術的進歩は、懸念材料であった「誤った結果」を導く可能性が極めて低くなったことも追い風となっている。日本OTC医薬品協会が実施した生活者アンケートでは、検査により異常値が示された場合、8割が受診すると回答。同時に普段の健康管理においても検査薬を活用したいとの意向も8割にのぼった。

こうして、技術的な革新とそれに伴う懸念の払拭、関連業界からの規制緩和要求と全てがWIN-WINの関係であったことからスピーディーな規制緩和となった訳だ。

著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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