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89.薬剤師としての関心を

89.薬剤師としての関心を

2014年04月14日 (月) 08時00分配信 投稿日:14/04/14 08:00 icon_view 331view

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医師・薬剤師などの医療従事者が、患者や国民の認識を聞いて驚く事例は少なくない。その代表的とも言える存在がいわゆる健康食品・サプリメントだろう。

広告規制や効能・効果(謳ってはいけないが)への疑問などから、近年は比較的落ち着いた傾向にあるが、まだまだ医療関係者の適切な関与が必要であることが、先ほど示されたくすりの適正使用協議会の資料からわかったのだ。

これは「中学生の母親の、医薬品の適正使用に関する意識・知識調査」の資料に記載されているもので、調査は平成24年度から行われている「くすり教育」を受講している中学生の家庭における医薬品の使用実態を明らかにすることが目的。その中で中学生の母親に尋ねた項目で、「健康食品やサプリメントは医薬品に含まれる」と質問に対して、「正しい」と答えたのは全体(n=500)の11%もあり、判別について「わからない」と答えたのは約30%。合計すると約4割が健康食品・サプリメントと医薬品の違いが曖昧である可能性が示された。

そもそも健康食品・サプリメントの類は価格設定が市販薬やトクホよりも高額設定で、金額による信憑性を醸し出している側面があるのは確かだ。ドラッグストアなどで数百円という価格で販売されている市販薬と、数千円のサプリメントとの説得力を比べたとき、一般感覚では高い方になびいてしまうことは仕方ないとも言えるが…。

このような中、政府は健康食品に関する規制緩和を実行すべく検討を重ねている。参考にすると言われているのが米国の「ダイエタリーサプリメント制度」で、その名称の時点で過剰な期待を抱かせる可能性があり、既に消費者団体からの懸念があるという。

今夏にも健康食品の新制度の概要が浮かび上がってくる方針で、薬剤師の方も関心を持って動向をチェックして欲しい。また前段のアンケート結果についても、医薬品に関する実態がまとめられており、非常に興味深い内容となっている。

著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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