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101.マッチポンプとの声も|薬剤師業界のウラガワ

101.マッチポンプとの声も|薬剤師業界のウラガワ

2014年07月07日 (月) 07時00分配信 投稿日:14/07/07 07:00 icon_view 588view

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5月31から6月6日までは世界禁煙週間となっていることは薬剤師の方であればご存知の健康啓発イベントだ。たばこを吸わないことが一般的な社会習慣となることを目指した世界保健機関(WHO)の決議に基づき世界的規模で毎年実施されている。

薬剤師の喫煙率を統計的に調べたデータがないので筆者の取材経験に基づく印象では、社会的な喫煙傾向と同じような状況にあると言えよう。つまり薬局経営者が該当する中高年では一定以上の割合で喫煙し、年代が下がるにつれて喫煙率が低下している感じだ。薬剤師会の会合でも休憩時間になると、喫煙所で会議の“続き”が行われていることがそれを物語っている。また最近の薬科大学には敷地内を全面禁煙とする大学も増加傾向にあるし、また製薬企業の中には喫煙者は採用を見送ることもある。是非はともかくとして医療分野に従事する人間としては、喫煙は相応しくない趣向との認識が広まりつつあると言えそうだ。

その一方、「マッチポンプ」(消費者団体幹部)と揶揄される風景が、町の薬局やドラッグストアにあることは、ご存知だろうか。特に目に付くと指摘されるのがドラッグストアの看板で、「パン」「医薬品」と同列に「お酒」「タバコ」などとデカデカとかかれる内容に「もう見直す時期に差し掛かっているのでは」と苦言を呈す。もちろん法的には一切問題はない。ただドラッグストアであっても医療提供施設という自覚が欲しいというのだ。それは町の調剤薬局も同じで、店頭に「禁煙補助剤あります」といったポスターを貼る反面、入口脇にはタバコの自動販売機を置くのは、「どちらを売っているのか、よくわからない」(前述)という意見は確かに説得力がある。

こんな笑い話しも聞いた。「禁煙支援の張り紙があったので、禁煙志望の方が薬局に相談に入ったところ、対応した薬剤師が全身からタバコの臭いを漂わせて、『一緒に頑張りましょう』と言われたときは、冗談なのか本気なのか全然分からなかった」。

著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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