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109.危険ドラッグ、その恐ろしさ

109.危険ドラッグ、その恐ろしさ

2014年09月01日 (月) 07時00分配信 投稿日:14/09/01 07:00 icon_view 256view

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日本における「ドラッグ」という言葉は、イコール危険薬物との解釈が定着しそうな様相を呈している。今夏、社会の懸念材料にまで発展している「危険ドラッグ」は、合法ドラッグやお香といったソッチ側の表現から脱法ハーブ、違法薬物などコッチ側の言い方まで、一般社会に広く知れ渡った。奇しくも夏休みが始まるタイミングでの傷ましい事故の連発は、公安や警察、地方自治体のその監視の目を最大限に高めた。

薬事監視を担う職員に話しを聞いたところ、近年の危険薬物の中は非常に中毒性や依存度が高いモノが混ざっているという。中には「覚せい剤と同等か、それ以上」の人体に作用を及ぼす設計となっているとの感想を漏らす。

既に一般メディアで取上げられることも多かったため、ご存知の方もいるかも知れないが、店舗に対して警察は調査権がないため明らかな犯罪行為が行われない限り立ち入ることができなかった(ただし、都道府県によっては可能なところもある)。ところが最近の危険薬物の氾濫をうけ、警察及び地方行政担当者に柔軟な法対応が行えるような体制に変更されつつある。

一方で、販売側もダミーで店舗を閉めたり、その店舗から数十メートル先で一文字違いの店舗を開設したりするなど、販売への執念を見せることもあるという。

そこで重要なのが地域の繋がりだと強調する。「怪しい店ができれば直ぐに連絡して欲しい。もしそうしたことができなくても、地域で監視する雰囲気を作るなどアピールして欲しい」。そしてこんなことも付け加えた。「薬務課と薬剤師・薬局はもともと距離が近い。直接関与しなくても、そういった情報を寄せてくれるだけで取り締る側としては有益」とコメントする。また学校薬剤師による児童への啓発にも高い期待が寄せられていることも認識して欲しいとも。

物騒な事案に首を突っ込めとは言わない。ただ、薬剤師・薬局は様々な地域の情報が収集できる存在でもある。頭の片隅にこうした引き出しは備えておきたいところだ。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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