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131.まさかの「半数降格」が現実的に|薬剤師業界のウラガワ

131.まさかの「半数降格」が現実的に|薬剤師業界のウラガワ

2015年02月24日 (火) 07時00分配信 投稿日:15/02/24 07:00 icon_view 1053view

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日本薬剤師会が実施している生涯学習システムにおいて、前代未聞の降格劇が世に晒されそうだ。

生涯学習システム「JPALS」は、昨年末時点で25576人が登録しており、現時点の最高位となるレベル5には全体の67%に及ぶ17012人が在位しているが、このほどわかった実践記録提出状況によると、提出本数が「0本」となっているのは9547人にのぼるのだ。つまり半数以上がレベル4に降格する危機に瀕している。もちろん、降格したところで実務はおろか、薬剤師免許にとっては痛くも痒くもないのは言うまでもない。

そもそも現時点の最高位であるレベル5が全体の67%を占め、そのうち半数以上が降格の恐れという不思議な構造には、過渡的認定として「国試合格後15年以上の経験を積んでいる薬剤師」などに対して配慮した結果だ。具体的な数値は明らかになってないが、今回降格の危機に瀕しているのは過渡的認定で「何となく登録した」ユーザーが多いことは想像に容易い。事実、以前取材した地域薬剤師会の幹部は、「私は調べるまでもなく、提出本数0本。18本を提出するのはよほど意識が高くない限り厳しい」と打ち明け、また別の幹部も「同じく提出本数0本で、降格するだろうね」と続け、ある程度時間が取れるような立場でない限りレベルの維持は不可能だという。ちなみにこの発言、終始笑顔で語られたものだから困ったものである。

レベル5以外の8528人がそれほど時間のある薬剤師なのか、それとも単なるやる気の問題か。いずれにせよ、あと1ヶ月ほどで半数ほどが降格するという事態が発生するとみられる。薬剤師の自己研さんが足りないと指摘される事態は避けたいところだが、新年度のレベル5の人数に注目してみてはいかがだろうか。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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