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134.薬歴未記入問題がテクニシャン制度の扉を開く?

134.薬歴未記入問題がテクニシャン制度の扉を開く?

2015年03月17日 (火) 07時00分配信 投稿日:15/03/17 07:00 icon_view 914view

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「この嵐はどこまで吹き荒れるかわからなくなってきた」。

業界の重鎮は、現在進行形で巷を賑わせている薬歴未記入問題が、とんでもない制度改正の呼び水になる可能性を語る。

多くの方がご存知の通り、くすりの福太郎に続いてイオン系ドラッグストア、CFSコーポレーションにおいても薬歴未記載問題が発覚した。ただ後者は既に記載を終えていることを発表しているが、一連の報道により社会的な信用度は急落したと言える。

相次ぐ薬歴未記載問題であるが、次の一手が控えている可能性があると前出の関係者は危惧する。「今回の報道で終わりとは思えないし、更なる爆弾が控えているかもしれない」と述べ、具体的には「無資格調剤」が報じられるのではないかと予測する。

「無資格調剤といっても、現場では公然と行われている『事務員が棚から薬を取る』こと。これは現行法では禁じていないと解釈する見方もあるし、最終的に薬剤師が確認したものを患者に情報提供するのであれば報酬上も問題はない」と言うものの、「今のタイミングでこれが世に出たらどうなるか。調剤範囲の解釈を論じる場合ではなく、薬剤師の職能の根幹が揺らぐことになるのではないか」。

業界団体は今回の薬歴未記入問題について、薬剤師不足が遠因とする見方について“論外”と一刀両断しているが、果たしてどうか。こうなると浮上してきそうなのが、薬剤師を補助する調剤テクニシャン制度であり、奇しくも慢性的な薬剤師不在問題が指摘されていた一般用医薬品の販売制度改正と構造は似ていると前出関係者は警鐘を鳴らす。

もちろん、個人の予測の範囲であり、事態は収束に向かうかもしれない。ただ、「対岸の火事ではなく、足元に火が付いた状態」と業界紙に語った薬剤師会会長のコメントは、実はこうした事態まで見据えているのかもしれない。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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