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136.「驚くほど拍子抜け」そんな声が相次いだ。

136.「驚くほど拍子抜け」そんな声が相次いだ。

2015年03月31日 (火) 07時00分配信 投稿日:15/03/31 07:00 icon_view 710view

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読者の方は日本薬剤師会に入会されているだろうか。全国で約10万人の組織率となっており、日本医師会・日本歯科医師会と並んで「3師会」と呼ばれている唯一の団体だ。

入会するためには都道府県薬剤師会に入会することが必要。薬剤師会から発信される情報入手のほか、研修会などにも会員価格で参加することができる。勤務薬剤師の方であれば、他社の状況を知る場として活用することもできるし、開局薬剤師であれば地域の情報交換なども行うことができるだろう。

こうした活動のほかに、薬剤師会が関わる各種政策に対して報告・協議する総会が行われている。この総会出席できるのは都道府県薬剤師会で選出された代議員のみで、現場の声を執行部に直接ぶつけることのできる数少ない場でもあるのだ。

説明が長くなってしまったが、タイトルについて触れたい。近年この総会に元気がないという声が記者席に加えて日薬内部からも漏れている。

総会の約2ヶ月前に日本医師会と薬剤師会の検体測定室を巡る合意が示されたことに加え、公開ディスカッションの開催決定、総会の直前には薬歴未記載問題が発覚し、さらには総会開催中にも追加の薬歴未記載問題が報道されるなど、一体全体どうなっているのかと問いただしたくなる様相を呈していた。

ところが、前述の諸問題に対してわずかな議論が交わされたのみで、実務的な質疑が大半を占めた。ある薬剤師会関係者は「執行部サイドは回答を用意しているのに、肝心の質問が出ない。執行部から切り出すのもちょっとね」と話し、薬剤師を取り巻く喧噪とは裏腹に静かな総会で終わったことへのもの足りなさを滲ませる。

これは記者席からも同様の感想が漏れた。「記事にならないやり取りが多い」、「薬歴問題はあくまでもドラッグストアという認識なのかね」などの声はベテラン記者ほどこぼしていた。かつてドリンク剤が規制緩和の対象となった際、「鉢巻きを締めてシュプレヒコールをあげていたものだ」と述懐する。

今回の薬歴不適切記入問題が何らかの規制緩和の呼び水になった場合、具体的なアクションを起こす気概が今の会員にあるのかどうか心配する声は少なくない。

総会翌日に薬歴問題について日薬は緊急記者会見を開き、会長自ら「薬剤師全体の足元に火がついている」と強い危機感を表明した遠因には、会員の危機感不足を察したのかもしれない。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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