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140.悪意のある手法にはご注意を|薬剤師業界のウラガワ

140.悪意のある手法にはご注意を|薬剤師業界のウラガワ

2015年04月28日 (火) 07時00分配信 投稿日:15/04/28 07:00 icon_view 928view

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インターネットを使って検索することが日常的になったが、その怖さについて病院・薬局の薬剤師の立場に落とし込んで考えたことはあるだろうか。具体的には病院や薬局の悪評を意図的に検索したり、無関係なリンクをHPに貼り付けられたりする行為があるという。

一般用医薬品のインターネット販売や、薬局機能情報の公表制度、厚労省による薬剤師検索サービスなどにより、ここ数年で薬剤師を取り囲む環境は一気に情報化が進んだ印象にある。

では、自分の勤務している病院・薬局や運営会社、もしくは薬剤師としての自分自身について検索した経験のある方はどれほどだろうか。恐らく就職活動を行っている最中は会社の評判や社風、離職率などを気にすることはあっても、実際に勤務を開始してからはあまり検索することはないのではないか。

いま問題になりつつあるのが、悪意のある意図的検索で、例えば薬局名と「不祥事」や「調剤過誤」などを検索にかけ、検索結果の際に上位に表示させようとするものだ。

また、薬局のHPではリンクフリーのところも多いと思うが、実際にリンク先がどのようなサイトであるかこまめにチェックされていることはほとんどないのではないだろうか。当初は情報サイトや地域コミュニティといった目的でスタートしたはずが、数日経過するとアダルトサイトに変更している場合などがあるという。

問題なのはこうした行為は事前に防ぐことが非常に困難であることだ。前段の薬局名と不祥事などを検索上位に持ってこられると、事実とは一切関係なくてもまるで関係性を持った実態のように検索システム上では成立してしまう可能性があるのだ。多くの生活者はこのような不祥事には関心が高く、検索結果がどんどんクリックされていく恐れがあるため、事態の収拾には相当な法的手段を要することもある。わかりやすく説明すれば、くすりの福太郎を検索してみるのが最も手っ取り早い。後段のリンクについてはHPの管理を丁寧に行えば防げるものの、やはり手間はかかることは否めない。

IT化によるさまざまな情報公開が進むが、こうした警戒感は常に持っておきたいところだ。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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