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145.登場した製品群とその表示に衝撃が走った

145.登場した製品群とその表示に衝撃が走った

2015年06月09日 (火) 07時00分配信 投稿日:15/06/09 07:00 icon_view 414view

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「いよいよ、市販薬は厳しいかもしれない」。

6月にも新しい機能性表示食品の第一弾が世に登場するが、その表示内容を見た市販薬メーカー関係者はため息を漏らした。

消費者庁が4月に公表した機能性表示食品の第一弾にはライオンやキユーピー、ファンケル、キリンビールなどの大手食品・生活用品メーカーを中心に複数アイテムが提示されている。

申請一番乗りとなったライオンのラクトフェリン配合製品「ナイスリムエッセンス」を例に表示内容を確認して見ると『本品にはラクトフェリンが含まれるので、内臓脂肪を減らすのを助け、高めのBMIの改善に役立ちます』。

またファンケルの「健脂サポート」は『本品にはモノグルコシルヘスペリジンが含まれます。中性脂肪を減らす作用のあるモノグルコシルヘスペリジンは、中性脂肪が高めの方の健康に役立つことが報告されています』と表示している。

例に挙げた2製品はいわゆるメタボ対策商品として販売されると予測されるが、多くの方は「これは売れる」と判断できるのではないだろうか。これまで多くの健康食品は、パッケージやイラストなどにお腹を連想させるデザインを採用することで暗示的に効果部位をアピールしてきたが、新製品は直球勝負できるものとなっている。

これを見た市販薬メーカー関係者は冒頭の言葉を述べる。競合することになる防風通聖散を用いた製品などと比較しても、薬剤師の方にはその違いは分かるかも知れないが、一般国民から見れば、「ようするに脂肪を落とす製品」という判断を下すだろう。市販薬では常套句となっている「○○が気になる方」という曖昧な表現よりも新しい機能性表示食品のほうが明確でわかりやすい場合もあり得る。

前出の関係者は「これで市販薬から手を引く企業が出てもおかしくない」と言い、こう続けた。「ウチも新しい健康食品に力を入れるだろうね」。

6月からの“変化”に薬剤師の方もしっかり対応したいところだ。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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