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147.名札を付けられない意外?!なワケ

147.名札を付けられない意外?!なワケ

2015年06月23日 (火) 07時00分配信 投稿日:15/06/23 07:00 icon_view 578view

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スタッフに名札を付けられない個人店は、相変わらず4軒に1軒ほど存在することが示されたいわゆる覆面調査。全体の傾向としてはこれまで示されてきた課題の改善が窺えつつあるなかで、この最も簡単と思われる名札に関しては、なぜか歩みが遅い印象にある。

少し前の当コラムの中で「恥ずかしさから付けない」という理由を紹介したが、実はなんとも信じがたい見方も浮かび上がってきている。

話は一度、一般用医薬品から離れる。

薬歴未記載問題や無資格調剤といった調剤方面での不祥事が相次いでいた5月、一連の不祥事に関する取材の一環で、ある懇意にしてもらっている薬局で、無資格調剤の解釈を伺っていた。いわゆるピッキングについては、薬剤師の最終チェックを前提にすれば一定程度の棚出しについては仕方ないといったコメントを聞き、取材は終了した。

お茶を飲みながら、アレコレ情報交換をしているところ、覆面調査に話が及んだところ、この名札の件を尋ねたらこんな答えが返ってきた。「名札が付けられない理由って、くだらないようなことでもあり得るんだよ」。

何ですかそれ、と切り返すと「名札を付けるとその人を検索できるじゃない。白衣だけ着ていれば検索はできない。つまり、スタッフに棚だしをさせていることもあるんじゃないのかな」。

要するにスタッフの資格をマスキングするためにあえて名札を付けないという見方だ。

確かにくだらない偽装と言われるかもしれないが、「地方の人材不足は都会の想像以上に厳しい。地域に根付いた個人店でも同じでみんな苦労している。どこかで無理をしているのが実際だろう」とそのオーナーは続ける。

覆面調査の課題と無資格調剤は、意外なかたちで薬局の現状を映し出す鏡となっているのかもしれない。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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