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151.二番煎じか、それとも

151.二番煎じか、それとも

2015年07月21日 (火) 07時00分配信 投稿日:15/07/21 07:00 icon_view 349view

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「大丈夫かい」。あるメーカーからこんな心配をかけられているのが7月31日、8月1日、8月2日の3日間にわたって開催される第1回「ファーマシーフェア」だ。

チェーン調剤薬局に勤務の薬剤師の方であればご存知かと思うが、学生の方などはほとんど知らないと思うので概要を説明したい。薬局に関わる最先端の情報・ITシステム・医療機器等の技術・アイデアが一堂に会する国内初の総合的な薬局展示会。これら製品・情報等の紹介のみならず、これからの薬局のあり方についても新たに発信することを目的としている。

また、会場では医療関係者向けのセミナー専用スペースも設けられ、医薬品に関する情報や検体測定室といった話題の情報が得られることを予定している。一般来場者に向けては小児の薬剤師体験コーナーや健康食品などを紹介するほか、薬科大学ブースを設置し、高校3年生などを対象にした各大学の展示も予定する。そして、目玉と言えるのが開催日からソフトバンクが販売を予定している家庭用ロボット『Pepper』だ。Pepperを配置することで、将来的な薬局のICT化もイメージしてもらうという。

ここまで紹介すると、ある程度盛況の下に開催されそうな様相にあるが、冒頭のコメントは出展を計画する某メーカーの担当者の声だ。担当者は「如何せん、このご時世に薬局のフェアです、と言ったところで一般国民が関心を持つだろうか」と率直な懸念を語る。開催間近に迫ったなか、薬剤師会をはじめ、業界の著名人の講演やセミナーも開催される予定で、業界関係者はある程度集まるのではないかともっぱらの予測だ。

確かに風向きは厳しいことは否めず、出展企業や一般来場者数は目標には及ばないかもしれない。しかし、日本初の薬局総合展示会に対する期待値は高い。何せドラッグストア業界の総合展示会である「ジャパンドラッグストアショー」は、毎年約10万人が来場するが“サンプリング会場”として人気があるだけで、セルフメディケーションや業界からの発信について、一般来場者にはほとんど伝わっていないのが実態だろう。ファーマシーフェアも単なるサンプリング会場となってしまうのか。逆風にある門前薬局が中心となっているNPhAの主催者としての本気度が試されるのかも知れない。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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