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177.その会費、どこに使われました?!|薬剤師業界のウラガワ

177.その会費、どこに使われました?!|薬剤師業界のウラガワ

2016年01月26日 (火) 07時00分配信 投稿日:16/01/26 07:00 icon_view 277view

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東京都内はホテルを始めとする催し会場が空前の不足状況に陥っている。戦後に建造されたホテルや公共施設などのリニューアルが重なっているためだ。背景には東京五輪が控えていることが大きな要素となっている。

この話題が薬業界にどのような影響を与えているかというと、毎年恒例の新年賀詞交換会を直撃しているのだ。例えば日本薬剤師会はホームグラウンドとしていた東京會舘が昨年1月に営業を休止。同様に東京會舘を贔屓にしていたOTC医薬品協会や一部製薬メーカーも、今年は別会場での開催となっている(薬剤師会は明治記念館となった)。

薬剤師会関係者が「高くて無理」とため息を漏らすのがパレスホテル東京。ここを使用しているのが通信販売協会。もちろん一般用医薬品のインターネット販売の事実上の解禁や機能性表示食品の登場で業界としても“イケイケ”であることがこんな場面でも反映されていると言えよう。このパレスホテルは日本保険薬局協会も利用しているが、新年賀詞交換会は毎年ホテルオークラで開催している。政治家は薬剤師会の新年会よりも多く足を運んでくるあたり、どこに費用を充てているのかが、窺い知れるところとなっている。

一方で日本チェーンドラッグストア協会は新年会などを行っていない。それもそのはずで、3月に薬業界最大イベントの「ドラッグストアショー」を控えているため、余計な出費は極力抑えているといったところではないだろうか。

新年賀詞交換会はその名の通り、新年を祝う会であるが実態は1年の発信を行う機会。今年1年をどのように乗り出すのかを内外に打ち出していく発表会と言える。読者の方が組織活動にどれほど参加しているか不明であるが、会員の高齢化と若年層の組織不参加はどの業界も重大な問題。自分の会費一部がどのような使われ方をしているのか。普段は全くニュースにならない部分であるが、18歳選挙権がスタートする年でもあり、こんな視点で業界を俯瞰するのもアリかもしれない。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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