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182.プライマリ・ケアの質的評価尺度から、かかりつけ薬剤師を俯瞰する|薬剤師業界のウラガワ

182.プライマリ・ケアの質的評価尺度から、かかりつけ薬剤師を俯瞰する|薬剤師業界のウラガワ

2016年03月01日 (火) 07時00分配信 投稿日:16/03/01 07:00 icon_view 214view

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かかりつけ薬剤師として自身はどのような状態にあるのか。内側の視点では薬剤師会などの研修に参加することで一定の担保となるが、外からの視点、つまり患者や薬局の利用者からの視点では、どのような状態にあるのかわかりにくいと言えるだろう。

そこで参考になるのが、日本医療福祉生協連家庭医療学開発センターの青木拓也氏の開発した「JPCAT」。一部を紹介したい。正式には「Japanese version of Primary Care Assessment tool」のことで、プライマリ・ケア現場での質改善や医療サービスの研究に有用な手法だ。

これはアメリカのPrimary Care Policy Centerが開発し国際的にも普及している尺度「Primary Care Assessment tool」を参考にして作成されたものであり、日本の医療現場で求められるプライマリ・ケアの原理を包括していると考えられているという。

具体的には5つの項目が設定されている。

「近接性」=『診療時間外に体調が悪くなった場合も相談・連絡できますか』。
「継続性」=『患者としてだけでなく、あなたという人を良く理解してくれますか』。
「協調性」=『専門医への受診が必要になったとき、十分な手助けをしてくれますか』。
「包括性」=『必要なときに幅広い内容の相談ができますか』。
「地域志向性」=『地域全体の健康問題に関心を持ち、その解決に取り組んでいますか』。

項目として挙げた内容が全てではないが、これら条件はプライマリ・ケアの質的改善のための視点として用いられているものだ。

中身は基本的に医師・医療機関を対象としたものであるが、薬剤師に言葉を置き換えても自己研鑽のための考え方としては説得力があると言えよう。自分自身という薬剤師がどのような立ち位置にあるのか。客観的な視点での自己評価ツールとして参考にしていただきたい。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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