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237.薬剤師56位の意味とは|薬剤師業界のウラガワ

237.薬剤師56位の意味とは|薬剤師業界のウラガワ

2017年04月12日 (水) 07時00分配信 投稿日:17/04/12 07:00 icon_view 569view

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既に多くの方が耳にしたほか、ご自身で実際に読まれた方もいるのではないか。アメリカ・オックスフォード大学のオズボーン博士が発表した近未来にAI等が実施する仕事に関する論文。AIの進歩が人間の職業にどのような影響を与えるかについて、インパクトのある内容も伴って瞬く間に世界中に広まった。

ところが、最近の研究とソフトの急速な進歩は、この予測でさえ過去のものにする可能性があるという。先日取材した国立大学に所属する脳科学者の方は、「人間における感性の部分にAIが踏み込んできている現状」を述べた。

同氏によると、AIには時間的制約がなく、カウンセリングなども「我慢強く真剣に話を聞き続けることが可能」であり、「対話によって生み出された内容・経験を整理し、それを繰り返すことで似たようなパターンには気遣いのような配慮まで機械的に実施できるようになる」というのだ。つまり、遠くない将来においてカウンセリングは人間のみに許された行為ではなくなる可能性について言及する。

既に自動車の自動運転に関しては、事故発生の傾向を学習・整理することで、直感に近い自動回避も可能になっていると同氏は語り、作画や作曲といった芸術の世界への進出も現実に起こっていると話す。

その一方で、将来を悲観することはなく、「自動洗濯機ができたからといって、主婦の仕事が無くなった訳ではない」と語り、重要なのは「今、人間ができることはなにかを常に考えること」がより重要度を増してくると強調する。大切なことは「AIが発達することを憂うのではなく、それによって生まれる時間をどのように活用するか」であると結論付け、そもそも論として「子どもの頃になりたかった夢と実際の職業に違いがある方がほとんど。社会の中で、どのようにして自身が活躍するかが重要ではないか」と続ける。

薬剤師の56位という数値に胸をなでおろすのではなく、「職業人としての本質を考えるべきで、(AIを知る立場だからこそ)機械的な数値に惑わされないで欲しい――」。そんな訴えがにじみ出ていた。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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