新着記事・レポート

カテゴリーを選択

薬剤師業界のウラガワ

<<前の記事へ

次の記事へ>>

266.まさか2年連続で怒鳴るとは

266.まさか2年連続で怒鳴るとは

2017年11月01日 (水) 07時00分配信 投稿日:17/11/01 07:00 icon_view 848view

お気に入りに登録

お気に入りに登録

icon_view 848view

「主催者を代表して、日本薬剤師会の山本信夫会長、ご挨拶をお願いいたします」。

読者の方はレセプションパーティでこのようなアナウンスが入ったらどのような行動に出るだろうか。少なくとも、一部の薬剤師が談笑を続けた結果、ある事態が発生した。

8日から9日の2日間にわたって開催された日本薬剤師会学術大会。事前に“黒革の手帳騒動”が発生するなど、首都・東京からの発信は大会前から盛り上がりを見せた。実際の大会期間中も全国から1万3000人以上が参集するなど、過去最大規模の盛況を見せた。

開会式には安倍晋三首相が史上初めて現職の総理大臣として挨拶し、ノーベル生理学・医学賞を受賞した大村教授が特別講演を行い、分科会・ポスター発表は過去最大数。こうして文字化すれば、今回の学術大会が50回記念大会に相応しい内容だったことがわかる。

こうした盛り上がりのなかで行われた8日のレセプションパーティで騒動は起こった。冒頭の紹介により山本会長は登壇。ところが壇上で黙り込んでしまった。そして厳しい視線を会場全体に向けながら、周囲を伺っていた。時間にして1分程度だと思うが、登壇してから挨拶がないというのは異様な光景であることは言うまでもない。そしてこう言った。「国際的なレセプションパーティでは、主催者が壇上にのぼれば参加者は敬意を持って視線を向け、おしゃべりは終わりにするものだ」。

しかし、会場である帝国ホテルの宴会場に静寂は訪れなかった。堪忍袋の緒が切れたようにこう言い放った。

「出ていけ」。

大きなため息をつき、会長は紋切り型の挨拶を手短に語ったのち、このように続けた。「私の挨拶は聞かなくてもいいかも知れないが、最低限のマナーは守って欲しい」。少し発言の正確性が乏しいことをお詫びしたいが、それほどうるさい会場であったことはご理解いただければと思う。

実は昨年の学術大会においても談笑をやめない参加者に山本会長は「黙れ」と怒鳴っている。2年連続で薬剤師のマナーについてレセプションパーティで言及することの失意はいかがなものか。黒革騒動に始まり、レセプションパーティでの態度。薬剤師の品格は結構深刻なレベルなのかもしれない。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

Good4

コメントする

コメントする

コメント

回答:3件

記事・レポート(1347件)

show

2017.11.22 new 269.その結果の信ぴょう性は 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.11.15 new 268.直前に出た人、止めた人の結果 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.11.08 267.根拠の無い「就寝前」は誰のため 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.11.02 93.薬局の業態変化の必要性 【世塵・風塵】

2017.11.01 266.まさか2年連続で怒鳴るとは 【薬剤師業界のウラガワ】

もっと見る

業界ニュース(20171件)

show

アンケート

show
ただいま、募集中のアンケートはありません。

もっと見る

セミナー情報(1件)

show

ブログ(5709件)

show

求人情報

show

よく見られている
新着記事・レポートランキング 集計期間:11月16日~11月23日

もっと見る

よく見られている
薬剤師のQ&Aランキング 集計期間:11月16日~11月23日

もっと見る