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268.直前に出た人、止めた人の結果

268.直前に出た人、止めた人の結果

2017年11月15日 (水) 07時00分配信 投稿日:17/11/15 07:00 icon_view 477view

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「たぶん会期内で一番の大歓声だった」と都薬関係者が振り返る出来事とは何か。

10月8、9日の2日間にわたり、東京で開催された日本薬剤師会学術大会。大会期間中には1万3000人を超える参加者が来場し、近年まれに見る盛り上がりを見せた。

実は都薬関係者は大阪大会を超える1万5000人の来場を見込んでおり、その強気のウラには2人の有名人を登壇させることを目論んでいたからだ。その2人とは安倍晋三首相と小池百合子都知事だ。

この2人がいるだけで大会の人数が飛躍的に増加するとは思えないかもしれないが、実は日薬学術大会で有名人を呼ぶとかなりの確率で来場者数が大きく増加する。宮崎大会では当時の知事だった東国原英夫氏を来賓として招き、大会特別講演を行ってもらうなどで地方大会では異例とも言える7000人を超える参加者を集めた。滋賀大会では薬局店主を主人公にした映画「おとうと」の山田洋次監督と主演の吉永小百合さんをゲストに招いて大盛況を見せた。

ただ、東京大会の大物2人の調整は想像を絶するものがあった模様で、関係者によると「安倍首相は当初ビデオメッセージを予定していたが、祝電に留まるかも知れないと言われ、その後は本人が直接来場して挨拶すると目まぐるしく変わった。本当に来場することが確定したのは大会の2日前」というドタバタ劇だった。ただ、その効果は絶大で、約5000人が入る国際フォーラムホールAは満席となり、史上初めて総理大臣が挨拶したことの威力は凄まじいものがあった。

もう1人の主役候補の小池百合子知事は、実は半年以上前から来場する意向を都薬に伝達していた。都知事就任後、都薬との初ヒアリングでは、知事側から学術大会について切り出すなど、早々から運営に協力する考えを伝達していた。ところが、政党の共同代表に就任すると、その日のうちに「公務のため欠席する旨」を伝えられるなど、「就任当初から振り回された」と都薬関係者は怒りを滲ませる。

そんなコントラストのあった2人の本職結果は言わずもがな。ドタキャンした人と最後まで調整した人。僅か数分への配慮の違いは、戦う前から支持される側を暗示していたのかも知れない。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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