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293.来場者が行動で示した潜在的関心

293.来場者が行動で示した潜在的関心

2018年05月09日 (水) 07時00分配信 投稿日:18/05/09 07:00 icon_view 122view

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ドラッグストアショーは3日間で約10万人もの来場者を記録し、業界では最も盛況を見せるイベントのひとつとして認知されている。特に一般生活者がこれだけ足を運ぶ背景にあるのは、出展企業各社のサンプル品が要因であることは以前にも紹介させていただいた。

ただ、近年はサンプル品の配布方法を変化させており、各社が趣向を凝らした展示ブースを作成。アミューズメント要素を取り込んだり、製品に関するショートセミナーを開催したりして、サンプル品を提供したあとも継続的なファンとなることを期待している。

毎年取材しているが、今回は例年よりもサンプル品配布に並んでいる人数が少ないように思えた。ネットに挙げられている参加者の声を拾っても「サンプル品をもらうのに時間がかかるようになった」「配布時間が重なってもらい損ねた」など、時間が拘束される仕組みに変わってから、ドラッグストアショー自体への参加を見送る考えも散見された。

筆者は企画でドラッグストアショーを一般生活者の方に体験していただき、後日レポートすることの同行で会場に訪れていたのだが、参加者はサンプル品や各企業の煌びやかなブースに目を奪われていた中、最も記憶に残ったと話したのは少し意外な展示物だった。

その展示物の名前は『モバイルファーマシー』。

岐阜薬科大学・ウエルシア薬局・地方自治体などが共同で購入した災害用移動車両だ。同行した日以外においても、モバイルファーマシーの周辺には常に人だかりができており、詳細に説明を聞きこむ姿も見受けられた。

近年、自然災害は毎年のように発生していることは言わずもがな。地震や大雨、河川の増水や竜巻など、各地で被害が報告されている。そのような背景もあり、潜在的な自然への畏れがモバイルファーマシーの前で足を止める要因となったのかも知れない。

このような一般生活者の関心に業界はもっとアンテナを張るべきではないだろうか。ドラッグストアが日用品を安く買うだけの店から、暮らしに寄り添った安心が得られる施設となるためのステップアップが求められている。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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