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301.薬剤師としてフェイクニュースへのアンテナを

301.薬剤師としてフェイクニュースへのアンテナを

2018年07月04日 (水) 07時00分配信 投稿日:18/07/04 07:00 icon_view 216view

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くすりの適正使用協議会は、日本医師会、日本薬剤師会、ささえあい医療人権センターCOML、日本製薬工業協会、日本医学ジャーナリスト協会の6団体と協力して、共同ステートメントを発表した。共同声明の背景には、健康情報と混雑してフェイクニュースが拡散している現状に強い危機感を持ったからだという。

高齢社会の到来に伴い、テレビをはじめ、新聞・雑誌、ネットメディアなどで、健康・医薬情報に触れない日はないほど多種多様な情報が溢れている。少し前のことになるが、国営放送の“ガッテン”や、お台場方面からの偏った情報騒動は、薬剤師の方にとっても記憶に新しいところだ。

今回の共同ステートメントには、一般生活者が偏った医薬情報に触れることにより、自身の服用薬や、治療方法に疑義が生じることで、間接的な健康被害に結びつくことを恐れた結果だ。今でも週刊誌を賑わしている『医師は絶対飲まない薬』や『医師が受ける医療』など、はっきり言ってその多くは真偽が怪しい内容が含まれている。ただ、6団体は既に治療に深刻な影響を及ぼすほど、雑誌などを妄信する高齢者が増加していることを明らかにする。今、このテキストを書いているときも、テレビで医師が提供する健康法なるものが紹介されている。

以前、話を聞いた医師は、「医者イコール健康という不思議な図式を抱えていること自体、国民の医療リテラシーが低いと言わざるを得ない」と苦笑いを浮かべる。今回の共同ステートメントは、自己判断せず、専門家にきちんと聞くことを提案している。ただ、散々書きまくっているジャーナリスト協会が加盟していることに驚きを隠せないが、書き手にも一定の倫理感を持ってもらうことを期待したい。かかりつけ制度に関係なく、生活者・患者はどこから情報を入手しているのか、気を付けたいところだ。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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