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302.東南アジアからの訪日観光客への関心を

302.東南アジアからの訪日観光客への関心を

2018年07月11日 (水) 07時00分配信 投稿日:18/07/11 07:00 icon_view 84view

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中国からの訪日観光客が横ばいとなっていることが報道されている。爆買い現象に象徴された旺盛な購買意欲については、中国国内における物流体制の確立や、越境ECコマースの整備など、来日しなくても十分に買い物ができるようになったことで区切りを迎えたと言われている。また、これまで中国と言えば“模倣品”が有名なところであったものの、最近は下火になりつつあるという。偽物が減少している背景について、中国国内の物流に詳しいメーカーのトップは、「そもそも論として、中国人は中国国内で生産されたものを信用していない。ある程度経済的に成長した現在だからこそ、この傾向は加速しており、ますます日本製に強い拘りを見せている」との分析を寄せる。笑ってしまうような模倣品も流通しているが、「あくまでも所得の低い中国国内向け」(同)であるという。

もちろん、従来と変わらずに爆買い現象が続いている地域もあるが、少し風向きが変わりつつあるようだ。

さて、中国からの観光客が減少すると、日本に訪れる外国人が激減しているのかと言えば、決してそんなことはなく、むしろ過去最高の状況にある。そのけん引を担っているのが東南アジアからの訪日客だ。ベトナム・マレーシア・インドネシアからの訪日観光客の平均成長率は20パーセント台後半から30パーセントに達する。中国が19パーセント程度に留まることを想定すると、東南アジア諸国からの訪日は今後の核となる可能性すらあるほどだ。また韓国からの訪日客も増加しており、観光業界には北朝鮮からの訪日ツアーに向け、法的照会を進める動きもあるという。

薬局・ドラッグストアにおけるこれら諸国の訪日観光客への対応はどうか。中国人観光客に対しては、中国人スタッフを雇ったり、アルバイトとして採用したりする動きはあるが、東南アジア諸国への対応はどこの店舗もまだまだ不十分。見方を変えれば、いち早く体制を整えたところが、一人勝ちできる可能性もある。

日本の人口減少社会が進むなかで、店舗の利益をどのように確保するか。様々な視点が求められていることは、現場の皆さんも知っていただきたいところだ。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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