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310.夏場にはどんどん成長する草

310.夏場にはどんどん成長する草

2018年09月05日 (水) 07時00分配信 投稿日:18/09/05 07:00 icon_view 121view

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少し前の話題になるが、参議院議員会館の庭で大麻が発見されたことを覚えているだろうか。

報道によるとマスコミ関係者が偶然発見したことがきっかけであるという。ご存知の通り大麻は麻薬であり、単純所持でも罰則の可能性がある。当該大麻についても都職員が抜去し、適切な処理を実施したという。

東京都の担当課に話を聞くと「大麻は夏場にぐんぐん成長し、1日で5㎝くらい大きくなる」という。今回発見された大麻は高さ20㎝程度と小さいものの、既に大麻とわかる独特な葉の特長を示していた。担当課も「さすがに育成していたとは考えにくい。鳥の糞に含まれていたものが発芽したのだろう」との認識を寄せる。

そもそも、大麻は国内でも相当古くから自生しており、今でこそ珍しいが「昔は場所を問わず、河川敷にはかなり自生していた」ものだが、都心で自生した状態は非常に珍しいという。

抜去された大麻は東京都小平市にある薬用植物園内の大麻・ケシの管理エリアで埋められる。「大麻やケシは燃やすことはできない。やっぱり成分が多少含まれるので、敏感な人は少し反応が出てしまうので(笑)」とのことだ。

この薬用植物園。「薬剤師の方には是非一度足を運んでもらいたい」(前述の都職員)という施設だと語る。何せ医薬品の元になる植物が生きた状態で見ることができるからだ。

以前、筆者が雑誌の企画で薬剤師・薬学生の方に足を運んでもらった際、各植物の大きさに驚いていた。また研究職の方も、漢方・生薬の植物としての特性について都職員と情報交換するなど、イメージとずいぶん変わったと高評価を博した。

大雨や猛暑など、自然災害の話題は尽きないが、改めて医薬品も自然界からの贈り物であることを再認識したいところだ。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

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