運営からのお知らせ

新着記事・レポート

カテゴリーを選択

薬剤師業界のウラガワ

<<前の記事へ

次の記事へ>>

319. 不気味?!フリマサイトでの医薬品類

319. 不気味?!フリマサイトでの医薬品類

2018年11月07日 (水) 07時00分配信 投稿日:18/11/07 07:00 icon_view 63view

お気に入りに登録

お気に入りに登録

icon_view 63view

「偽薬のハーボニー事件を覚えていない薬剤師はいないと思うが、フリマサイトとの関連性まで予測できた方はどれほどいるだろうか」。

先ほど行われた薬事講習の中で、ある自治体の薬事監視担当は、冒頭のようなコメントをする。現在、オークションサイトを超える勢いで急速に成長しているフリマサイト。その市場規模は数年内に1兆円に達し、ひとつの市場として確立しそうな様相を呈している。薬剤師は女性の方が多いので、既にどこかのサイト会員となっている方は多いかも知れない。

そのメリットは気軽さと「こんなものまで売買成立するの?」という面白さだ。筆者自身も様々な取材先で記念品をいただくことが多く、試しにフリマサイトで検索をかけてみると、同じものが出品されていることを目にする。道義上、出品することはしないが、やはり検索の面白さも改めて感じる次第だ。

ただ、こうした何でもアリの市場には、当該関係者が想像のつかないようなモノまで出品されることがある。前出の担当者は「過去には向精神薬の空き容器や瓶が出品されていた。これらは患者が手にすることはなく、医療関係者以外が出品することはできない。しかも違法とは明言できない。言うなればゴミであり、何が問題なのか実は法的に曖昧」と語る。ハーボニー事件では流通関係者が関与していたことが話題になっていたが、使用された空き容器がどこで入手されたのかは不明なままだ。フリマサイトで売買していた可能性は捨てきれないという。最も警戒するのは「運営者が禁止していても実際は出品できてしまう。もしSNSで事前に連絡を取り、偽名で出品すれば、違法な出品であるかどうかもわからない。数分で売買が成立すればマーケット監視も間に合わない」という。もちろん、サイト運営者も人的監視に加え、AIなどでもパトロールを続けているが、限界があるという。

安易に購入することのない利用者のモラルが重要であるが、残薬をフリマサイトで売ってしまおうと生活者が考えることは決してあり得ないことではない。そのような状況に先んじて、薬剤師の専門的関与を推進していきたいところだ。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

Good0

コメントする

コメントする

コメント

回答:0件

記事・レポート(1424件)

show

2018.11.21 new 321.盛り上がることなく手を離れた要指導薬 【薬剤師業界のウラガワ】

2018.11.14 new 320.日本から大量にOTCが輸出される可能性 【薬剤師業界のウラガワ】

2018.11.07 319. 不気味?!フリマサイトでの医薬品類 【薬剤師業界のウラガワ】

2018.10.31 318.規制緩和拡大は時間の問題?! 【薬剤師業界のウラガワ】

2018.10.24 317.2020年の爆発的拡大の懸念 【薬剤師業界のウラガワ】

もっと見る

業界ニュース(21026件)

show

アンケート

show
ただいま、募集中のアンケートはありません。

もっと見る

セミナー情報(3件)

show

ブログ(5475件)

show

求人情報

show

よく見られている
新着記事・レポートランキング 集計期間:11月14日~11月21日

もっと見る

よく見られている
薬剤師のQ&Aランキング 集計期間:11月14日~11月21日

もっと見る