運営からのお知らせ

新着記事・レポート

カテゴリーを選択

薬剤師業界のウラガワ

<<前の記事へ

次の記事へ>>

322.ついに法廷での決着に

322.ついに法廷での決着に

2018年11月28日 (水) 07時00分配信 投稿日:18/11/28 07:00 icon_view 97view

お気に入りに登録

お気に入りに登録

icon_view 97view

少し前のコラムで取り上げさせていただいた日本薬剤師連盟のハラスメント問題。被害者側が要望した連盟幹部の辞任には至らず、また日薬連盟側が設置した第三者委員会のあり方にも懐疑的な見方を寄せた被害者側は、ついに法廷での決着に舵をとった。

一部メディアですでに紹介されているが、ことの顛末を簡単に振り返りたい。

薬剤師連盟に在籍した女性幹部は、その卓越した手腕により早い段階から頭角を表していた。組織におけるポジションも重要性を増してきたなか、その存在を快く思わない人たちによる行為がエスカレートした。文字通りのセクシャルハラスメントであり、また一部執行部も巻き込んだパワーハラスメントであった。度重なる拒否対応にもかかわらず、繰り返しそれら行為は行われたという。訴訟に入る前に、被害者側は組織への影響を踏まえ、執行部メンバーの刷新を求めた。しかし、この考えは受け入れられず、メディアに呼びかけて組織的対応をさらに迫ったが、結局は「最後まで何も対応しない」という“対応”を貫いた。第一回公判が終わり、今後はそれぞれの主張を裁判という公の場で証言していくことになる。

さて、この問題が薬剤師・薬局にどれほど影響を与えるか。端的に言ってしまえば、今のままなら大丈夫という状況だ。

来年には新元号、増税、そして選挙と政治的な色合いが非常に濃くなる。もし、選挙に女性候補者を与党公認として出馬させる組織が、ハラスメント問題で係争状況に入っていることが一般メディアに知られれば、当然黙っているとは思えない。

選挙戦の最中にマイナスイメージを打ち出すキャンペーンとして取り上げられたらどうなるか。また選挙結果で与党が議席を減らすような状況になれば、その片棒を担いだことになることも想定される。

増税に関する薬価改定、社会保障の自然増を5000億円にまで抑えるとすでに報道されている状況下で、薬剤師方面は何をやっているという考えになることは想像に容易い。事なかれ主義で貫いた組織的体裁はどこまで走れるのか。


著者:薬業界を幅広く取材する中堅ライター

Good0

コメントする

コメントする

コメント

回答:0件

記事・レポート(1428件)

show

2018.12.12 new 324.人材不足問題は新制度全体のネックに 【薬剤師業界のウラガワ】

2018.12.08 new 325.薬剤師は目の前にある未来への意識を 【薬剤師業界のウラガワ】

2018.12.05 new 323.卸が打ち明けた実態の衝撃 【薬剤師業界のウラガワ】

2018.11.28 322.ついに法廷での決着に 【薬剤師業界のウラガワ】

2018.11.21 321.盛り上がることなく手を離れた要指導薬 【薬剤師業界のウラガワ】

もっと見る

業界ニュース(21046件)

show

アンケート

show
ただいま、募集中のアンケートはありません。

もっと見る

セミナー情報(0件)

show

ブログ(5506件)

show

求人情報

show

よく見られている
新着記事・レポートランキング 集計期間:12月06日~12月13日

もっと見る

よく見られている
薬剤師のQ&Aランキング 集計期間:12月06日~12月13日

もっと見る