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『震災支援を行う薬剤師』2.横浜で震災のボランティア?

『震災支援を行う薬剤師』2.横浜で震災のボランティア?

2012年09月10日 (月) 09時00分配信 投稿日:12/09/10 09:00 icon_view 256view

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1.ある日突然

  報道を見ていても想像もつかない被害の中、早々と現地に駆けつけている仲間がいる一方、足を運んでいない自分がいる。どこか落ち着かない。自家用車で、渋滞覚悟で行くこともできたかもしれないのに、所用を理由に行かない自分を正当化している情けなさともどかしさ。阪神淡路大震災や中越沖地震の時もテレビを見ているだけだった。
  そんな3月18日金曜日の夜の9時頃ではなかっただろうか、ツイッターのタイムラインにあるメッセージが流れていた。明日、横浜市にある水産庁の倉庫で被災地に送付する物資の仕分け・梱包作業を行うため、急遽ボランティアを募集しているという。発信者は、広島県在住の薬剤師仲間だったと思う。陸路での輸送は震災の影響で不通になっている道路もあるため、物資は陸路ではなく海路で届けるらしい。申し込みは不要。
  参加を即決した。いったい何名が集まるのだろうか。
 

2.駆けつけ

  翌19日、天候は快晴。片道1350円、所要時間は約2時間。未曾有の事態への緊急対応とはいえ、ツイッターがきっかけとなってこのような機会に参加することに若干興奮もしていた。
   最寄り駅を降りて同じ方向に向かって歩く者は皆、今回のボランティア関係者と思われた。着くとそこにはゆうに100名を超える人数が集まっていた。知った顔は見当たらない。他の参加者はどのようないきさつで集まったのだろう。多くは友人と共に参加しているようで、私のように単独で参加した者はレアケースのように思えた。大学生が目立つ。どうやら近くの薬科大学の3年生が中心らしい。大学に要請があり、メールで呼びかけられたという。若くて体力も十分、頼もしい。
  取り仕切っているのは当局や薬剤師会等だとは推察していたが、あえて確認しなかった。関係者の段取りと指示に基づいて作業開始。すべて手作業である。
  まずは物資の段ボールを搬入。次々と大型トラックが到着し、荷を降ろす。10台以上あったのではないか。倉庫中央に通路を設け、その両側に物資を搬入。物資は医薬品や衛生用品等である。
  めいめい適宜、段ボールの前に並び、目の前の物資の担当となる。上流から送られてくる梱包用段ボールに担当の資材を詰め、次へ回すのだ。私は倉庫のほぼ中央で、除菌ウェットティッシュの担当。


(次ページ)各物資は3名ずつで・・・

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