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『震災支援を行う薬剤師』5.東日本大震災と薬剤師活動

『震災支援を行う薬剤師』5.東日本大震災と薬剤師活動

2012年11月14日 (水) 09時00分配信 投稿日:12/11/14 09:00 icon_view 197view

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著者:金野良則

1.はじめに

2011年3月11日の東日本大震災において、私の住む岩手県陸前高田市、勤務先の大船渡市は、壊滅的な被害を受けました。陸前高田市内の薬局9軒が全て流出、大船渡市でも20薬局中10薬局が全半壊の被害を受け、支部薬剤師会内では2名の犠牲者が出ました。
想定していなかった出来事の中で、地域医療を担う薬剤師として行ってきた活動を紹介し、その活動の中で感じたことを述べさせていただきます。これから起こりうる更なる想定外の出来事に対処するための一助としていただければ幸いです。
 

2.発災当初の動き(3月中)

3月12日早朝、近隣の開業医や県立大船渡病院を訪問し、電気が使えない薬局の現状説明と、薬品の調達に目途が立たない状況での処方日数等について協議しました。
13日には保健所を訪問し地域の状況を確認、薬局の対応について報告しました。
薬を流失した患者さんで病院周辺は大混雑しました。電気がない、薬品が足りない状況の中での調剤業務は煩雑を極め、患者さんの待ち時間は3時間以上となりました。
多くの医療機関では、お薬手帳や患者さんの訴えとおりに「手書き」で処方箋に転記しました。薬品不足の中での調剤は、予め了解を得た上で、先発・後発医薬品、同種同効薬品等への代替調剤を行いました。薬剤師としての知識と判断力が必要とされました。
16日夜には、日本赤十字社の医療チームと陸前高田市の避難所等での薬品について協議しました。慢性疾患の薬品が必要なため、院外処方せんを発行して地域で対応してほしいということでしたが、陸前高田市内の薬局9軒は全て流失しており、大船渡の薬局で対応することになりました。しかし、大船渡市の薬局では近隣の医療機関の調剤で混雑しており、陸前高田市の避難所処方せんは1日では調剤しきれず、実際に患者さんの手に渡るまでに数日が必要な状況でした。


(次ページ)3.4月から・・・

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