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『震災支援を行う薬剤師』7.薬剤師が災害支援でどのような活動をしたのでしょうか?

『震災支援を行う薬剤師』7.薬剤師が災害支援でどのような活動をしたのでしょうか?

2012年12月26日 (水) 09時00分配信 投稿日:12/12/26 09:00 icon_view 129view

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著者:水八寿裕

まずこの度の震災の被害にあわれた方にこの場を借りて心よりお見舞い申し上げます。 私は4月3日のいわき市での活動を皮切りに、災害支援「BMAT」(B級薬剤師 Medical Assistance Team)というチームを編成し被災地支援を実施しました。場所は福島県のいわき市・郡山市および宮城県石巻市の3か所ですが、それぞれ災害の環境が違いますし、支援に入った時期も救急救命医療があまり必要とされない亜急性期から支援の撤収期のステージであったため、皆様の災害支援のイメージと一部異なることもありますのでご了承ください。

到着時の地区別の状況

4月3日 福島県いわき市 全部40か所の避難所に3400人の方が避難していました。ガソリンはまだ休日は入れられない。電気は復旧。上水道はかなり復旧していたが下水はまだ手つかず。沿岸部の方は今まで飲んでいた薬剤やお薬手帳も流されてしまった方も多いようです。

4月17日 福島県郡山市ビックパレットふくしま ライフラインはこの時点でほぼ復旧。原子力発電所事故による警戒地区である富岡町・川内村の住民およそ1800名が避難してきていました。ほとんど荷物を持ち出せずに移動をした方がほとんどです。24時間体制の救護所が設置されていて医療体制は充実していました。

5月3日 宮城県石巻市 沿岸部は壊滅的被害。主要幹線道路も地盤沈下による冠水や信号未復旧の箇所があり行動が制限されている。各県のJMATなど医療チームが30チームほど現地で活動を行った。宮城県薬剤師会の支援により薬剤師班は8チームに分かれて主に避難所の救護所にて活動を行っていました。

ボランティア薬剤師の活動は避難所の臨時診療所での調剤と避難所の巡回がメイン

(1)いわき市 支部長の長谷川祐一先生の指揮のもとで愛知県薬剤師会と茨城県薬剤師会が中心となって支援に入った医療チームに帯同します。私はJMAT京都班に帯同し湯元地区の避難所5か所巡回しました。チームの編成は医師2名看護師1名薬剤師3名です。薬剤師は医薬品識別・交付・本部への問い合わせなどの多くの仕事を担当します。

(2)郡山市 郡山市薬剤師会の山口仁先生がビックパレットを中心とした避難所関連の薬剤師の役割分担を指示されていました。ここは埼玉県薬剤師会と神奈川県薬剤師会の応援が入っていました。4月17日の時点では救護所内の調剤業務がメインでしたが、その後埼玉県薬剤師会の畑中典子先生のご尽力により避難所内での保健師との巡回や定期的な医師巡回に参加することが可能になりました。

(3)石巻市 石巻薬剤師会の丹野佳郎先生の奮闘と石巻日赤の岩渕安史先生による薬剤師巡回チーム「メロンパン」は有名です。5月3日に石巻高校から薬剤の集積所を地域の卸バイタルネットの会議室に移して活動が再開されました。


(次ページ)お薬手帳がどの地区でも大活躍・・・

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