新着記事・レポート

カテゴリーを選択

アンケート結果

<<前の記事へ

次の記事へ>>

薬剤師の副作用報告、制度の周知が課題?

薬剤師の副作用報告、制度の周知が課題?

2013年10月18日 (金) 09時00分配信 投稿日:13/10/18 09:00 icon_view 569view

お気に入りに登録

お気に入りに登録

icon_view 569view

薬剤師が患者さんとの会話の中から、薬の副作用を聞き取り報告することは、その患者さんのリスク回避だけにとどまらず、正しい薬の評価につながり多くの使用者のリスク軽減に貢献します。今回は、副作用報告の経験についてまとめ、そのエピソードについても調査しました。


*この記事は2017年6月20日に更新しました。
 
★関連テーマのアンケート
副作用経験|薬剤師6割、自分自身や家族、友人の副作用経験を業務に活用 
 
★関連テーマのQ&A
Q.アレグラのオーソライズドジェネリックで具合が悪くなったと訴える方がいらっしゃいました。
Q.初めてアクトネルが処方された場合。ドクターは、最初から週に一回のアクトネル17.5を処方しますか?
Q.新しい情報が入ってきたけれど、まだ現場へは反映されていない時、どのように服薬指導されていますか?
 

 

■Q1. これまで、患者から副作用の訴えを受けたことはありますか?

多くの薬剤師が患者さんから何らかの副作用の訴えを受けた経験がありましたが、全く受けたことがない方も1割以上いました。重大な健康被害につながる可能性がある重度な副作用を受けた経験がある方は2割以上となりました。

 

image1

 

※既知は、使用上の注意から予測できるもの。未知は、使用上の注意から予測できないもの。

 
bk_article_dotline
 

■Q2. 副作用の訴えを受けてどのように行動しましたか。

多くの薬剤師が、副作用に対して医師に伝えるか、薬歴に記載して患者のリスク回避に努めています。一方、製薬メーカー等へも報告もされていますが、直接厚生労働省に副作用報告をしたことがある薬剤師は1割足らずでした。

 

image2

 
bk_article_dotline
 

■Q3. 医薬品医療機器等安全性情報報告制度を知っていますか?

半数の薬剤師は、医薬品医療機器等安全性情報報告制度を利用した副作用報告の方法がわからないと回答しています。報告すべき副作用の情報収集のために義務づけられた制度ですが、実際の方法についてはまだ周知されていないようです。

 

image3

 
bk_article_dotline
 

■Q4. あなたの薬局を利用する患者さんの副作用報告に関して不満・不安はありませんか?

薬剤師の副作用報告に対する不満・不安は、流れがわかりづらい、副作用の重要度判断が難しい、報告後の経緯がわからないなど多岐にわたっています。患者が医師に話したので話してくれないことがあるという方も2割いました。

 

image4

 
bk_article_dotline
 

■Q5. どのような有害事象や副作用を患者さんからお聞きしましたか?喜ばれたことや困ったことなど色々なエピソードを教えてください。

特にない等という回答がある一方、受診勧奨やアドバイスで感謝されたという話もありました。患者さんがお医者さんに副作用を伝えられないといった例もあり、お医者さんとのパイプ役としても薬剤師が期待されていました。


・一般的な事柄のみ伝えているが大事に至らない。
・皮膚炎の初期として 口内炎が酷かったら 主治医に伝えるように 情報提供した患者さんが 主治医が不在で 口腔外科に受診して SJSの初期だと言われて 入院していた…と報告に来てくれた。
・医師が診察の際に気が付かなかった患者さんの変化に気が付き大事に至らなかったこと(皮下出血、皮膚病変…など)。
・味覚異常が2件あり、患者さんには治せる方法をはなしました。
・軽微な症例は『医者には言わないで』と発言する患者が多い。(医師、MR、同業者による嫌がらせの疑念も…)
・患者さんは副作用を先生に伝えることがクレームのように考え、言えずにいたとのことだったので、薬局から医師に伝えたところ薬を変えてもらえて、とても助かったと言っていただきました。
・入院を要する皮疹や血球減少
・ステロイドを使用していて、見るからにムーンフェイス。患者自身は特に気になっていないようでした。
・経験不足のため副作用の事例なし
・今のところ特にないです


<まとめ>
多くの薬剤師の皆さんは副作用の訴えを受けた経験がありました。副作用の訴えについては、ほとんどの方が医師に伝えるか薬歴に記載し、患者のリスク回避に関してはきちんと対応されている一方、1割足らずの方しか厚生労働省に副作用報告していないという結果になり、2割以上が重度な副作用を受けた経験がある事を考えても、副作用報告をしている薬剤師は少ないと言えます。
その原因として、半数の薬剤師の方が医薬品医療機器等安全性情報報告制度での報告方法を知らないことが考えられます。
患者さんは医師に副作用を話しづらいという方もいて、医師とのパイプ役として薬剤師が期待されています。
副作用報告方法の周知徹底や副作用の判断をどうするかに関して、話し合ってみるのもよいかと思います。


■期間:2013/09/06(金)~9/13(金)
■対象:薬剤師
■回答数:n=59



ココヤク運営事務局

 

Good0

コメントする

コメントする

コメント

回答:1件

記事・レポート(1340件)

show

2017.08.16 new 255.英語の堪能な薬剤師の方に朗報か?|薬剤師業… 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.08.09 new 254.次期改定に向け一手を打った(こらむ251の… 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.08.03 90.遠隔診療と調剤 【世塵・風塵】

2017.08.02 253.背景が関係者の様々な憶測を呼ぶことに|薬剤… 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.07.27 89.かかりつけ薬剤師Ⅲ 【世塵・風塵】

もっと見る

業界ニュース(19850件)

show

アンケート

show
ただいま、募集中のアンケートはありません。

もっと見る

セミナー情報(0件)

show

ブログ(5616件)

show

求人情報

show

よく見られている
新着記事・レポートランキング 集計期間:08月12日~08月19日

もっと見る

よく見られている
薬剤師のQ&Aランキング 集計期間:08月12日~08月19日

もっと見る