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ディオバンGEトップはAG「サンド」

ディオバンGEトップはAG「サンド」

2014年07月18日 (金) 07時00分配信 投稿日:14/07/18 07:00 icon_view 8862view

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2014年6月20日、厚生労働省は新たに後発医薬品454品目を薬価収載しました。
平成26年度調剤報酬改定後はじめての後発医薬品薬価収載。さらにディオバンやブロプレスといった大型製品の後発医薬品が新規後発医薬品として薬価収載されました。
そこでココヤクでは、6月20日~6月27日の期間で「ディオバンの後発医薬品採用」についてのアンケートを実施。薬剤師207人から回答を得ました。

*この記事は、2017年9月13日に更新しました。
 

■ディオバンのジェネリック医薬品 6割弱が採用予定

ディオバンのジェネリック医薬品についての採用予定に聞いたところ57%が「採用予定」と回答。一方、「採用しない予定」と回答したのは14%にとどまりました。
 

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■ディオバン後発医薬品 採用予定の約3割が オーソライズドジェネリックである「サンド」 を選択

つづいて、「ディオバンのジェネリック医薬品を採用予定」と回答した117名に対し、採用予定のメーカーについて聞いたところ(※複数回答可)33%が、ディオバンのオーソライズドジェネリック(以下AG)である「サンド」を選択。2番手の「沢井製薬」が16%と2位と倍以上の差をつけ選択されているという結果となりました。
 

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■ディオバン後発医薬品 重視されている項目TOPは『納入価』 AGを選択という回答も

後発医薬品を選択する際に重視する項目を聞いたところ、最も多い回答であったのは「納入価」42%、続いて「使いやすさ」29%、「ヒートデザインが先発品と類似」27%となりました。「その他」と回答した人の中には「AGを選択」、「先発メーカーと同じ成分であること」、「製造方法」、「安定供給」といった回答が複数見られました。
 

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今回のアンケート結果から、ディオバンの後発医薬品の選択においてAGへの期待の高さが伺える結果となりました。
ここで、AGとはどのようなものか、今回発売された「サンド」を例として解説します。


■オーソライズドジェネリック(AG)とは?

AGとは「先発医薬品メーカーが特定の後発医薬品メーカーに特許を認めて、先発医薬品と同じ製造方法で製造でき、通常の特許切れ後の薬価収載よりも先行して薬価収載・販売することもできるジェネリック医薬品」です。薬局にとっての大きな利点は「先発医薬品と材料、作り方まで同じで、特許が切れて安くなっているだけ」と説明して後発医薬品への切替を勧めやすいということであると考えられます。
「先発医薬品と後発医薬品は全く同じ」と言い切れず不安を抱えている医療従事者も多いなか、そういった不安を解決できることも利点と考えられます。
また後発医薬品でたびたび問題となる安定供給という面においても、先発医薬品メーカーのお墨付きをもらっている分、安心感があるでしょう。

それではディオバンのジェネリックを事例としてAGと通常のGEとの比較をしてみましょう。

・他社に先駆けてAGである「サンド」は2013年8月に承認を取得。他社は2014年2月で承認を取得。先発医薬品メーカーである「ノバルティス」から特許の許諾を受けて「サンド」が開発、他社に先駆けて2013年8月に承認を得ている。(※バルサルタンの物質特許は2013年9月まで有効であった)ただし、2013年12月時点での薬価収載を見送ったため、2014年6月20日にその他のメーカーと同時期での薬価収載となっています。

・先発医薬品「ディオバン」と原薬・添加物・製造方法が同一。先発医薬品と異なるのは刻印・ヒートデザインのみ。錠剤の形、大きさ、質量も先発医薬品と同一。

※刻印の違いについて
【20mg錠・40mg錠・80mg錠】
ディオバン錠 : 
表面(割線側)は「NV」(ノバルティスの意味) 、裏面は「識別番号」 と両面で識別コードを刻印
バルサルタン錠「サンド」 : 
表面(割線側)は「VL」(バルサルタンの意味)、裏面は「用量」を刻印
【160mg錠】
ディオバン錠 : 
表面のみ「NV」(ノバルティスの意味)、「識別番号」 を割線を挟んで識別コードを刻印

※ディオバン錠「サンド」のヒートデザインについて
‐ 色調は先発医薬品と同様に低用量から緑、青、ピンク、黄色
‐ ヒート裏面に先発医薬品にはない「高血圧のおくすり」というテキストを印刷する工夫も
・薬価はその他のGEと同一で先発医薬品の0.5掛けの薬価
今後は薬価収載時期、収載数によってAGは先発医薬品の0.6掛け、後追いのその他メーカーのGEは0.5掛けの2つの薬価が混在する可能性もあります。
例えば、今回薬価収載されたブロプレスのAGであるカンデサルタン「あすか」は先発医薬品の0.6掛けで薬価収載されました。しかし後追いで12月に薬価収載される予定のその他メーカーは薬価収載が10社を超える場合0.5掛けルールが適応となりAGよりも安い薬価で収載される可能性があります。

以上、ディオバンのAGを事例としてまとめてみました。

皆様の薬局ではどのような基準で後発医薬品の選択をされていますか?
来週は本アンケート結果をもとにブロプレスのAGを事例にあげて、今後のAGについて薬局で考慮すべき視点について考えてみます。

アンケート概要・詳細は下記をご参照ください。
===========================
■期間:2014/6/20(金)~2014/6/27(金)
■対象:薬剤師
■回答数:n=207
アンケート結果詳細はこちら
===========================

ココヤク運営事務局

 
【関連アンケート記事】
オーソライズドジェネリック|ブロプレスのAGを事例に考える、今後のAG戦略とは?
 

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