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薬局でジェネリックを希望する患者は多い?

薬局でジェネリックを希望する患者は多い?

2014年10月03日 (金) 07時00分配信 投稿日:14/10/03 07:00 icon_view 274view

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平成26年度の診療報酬改定が行われ、後発医薬品調剤体制加算の評価が大幅に変更され、ハードルが上げられました。一般名処方箋は、原則ジェネリックの使用を促すよう患者に対して有効性・安全性・品質について丁寧に説明し、後発医薬品の使用を推奨するよう努力規定となっていますが、実際、どの程度のジェネリク意思表示があるのかについて調査しました。

 

■Q1._あなたの薬局では、後発品使用率をどのくらいに設定していますか?

後発医薬品調剤体制加算1がもらえる55%以上に設定しているところが過半数の55%、後発医薬品調剤体制加算2がもらえる65%以上に設定しているところが全体の1/3強の36%という結果になっていました。ジェネリックの使用が進んできているようですね。



 
 
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■Q2._あなたの薬局で、後発品を希望する患者さんはどのくらいいますか?

ジェネリックを希望される患者さんの割合は、6割~8割という回答が多く、3人に2人はジェネリックを希望されているような感じになりますね。テレビ等の広告効果もあり、ジェネリックはかなり浸透してきているような感じがします。



 
 
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■Q3._後発品を希望する患者さんは、どのように意思表明していますか?

過半数以上となった回答は、「薬剤師の後発品への変更説明」と「問診票で意思表明」となっていて、薬剤師の説明が一番多いものの、患者さん自ら問診票で意思表明しているケースも多くなっています。ジェネリックのメリットもだんだんと浸透してきているようですね。



 
 
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■Q4._文書やカード等での意思表明は無く、あなたの説明により後発品に変更した患者の割合はどのくらいですか?

意思表明が無い患者さんに説明をして納得してもらった割合は、70%以上が4割強となっていて、意思表示が無い場合、薬剤師の説明でジェネリックへの切り替えをしている割合が高くなっています。きちんとメリット等を説明すれば、納得してもらえる確率が高いようですね。



 
 
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■Q5._あなたは、後発品への変更説明をどのように工夫していますか?是非、具体的に教えてください!

費用面でのメリット、医療費削減等の社会的な説明をする、効果が変わらないことやメリット等が説明されているようです。医師も強化している、使用者が多くいるといった権威づけで説明しているケースもあるようですね。説明の仕方としては、一覧表を用いたり、患者の理解度により説明を変えたりなどの工夫が見られました。


*「安くなる」「多くの患者に使ってもらっているが、変更しても文句がきたことはない」
*自己負担が減ります。
*成分が同じで開発費かかってないのでお安くなります。一度変えられてみてはいかがですか?
*社会保障費の増大による消費税も絡めて説明。お国の方針であり、積極的に使用してもらいたい旨も説明。以上を個々の患者に合わせて社会全体の問題として説明
*自己負担だけでなく、医療費削減にも繋がる事を説明
*効き目はかわらないこと
*成分効果は同じであり安心して使用できること、厚労省も推奨していて国の医療費削減に協力してほしいことを強調しています。単に値段が安いと言うだけだと、特に高齢者の人は粗悪品のように感じる人が多く、こだわりがなくても先発品を希望されることが多いので。
*添付文書の血中濃度の、同一性等を基本にして説明しています。
*後発品に対して否定的な考えの方がまだまだ多く、まずその不安を払拭してあげるよう、先発とはまた後発はどのように作られどういったものなのか等の説明を詳しくする。
*小児科が門前なので、「安くなる」は使えない環境。小児の薬の場合、「味が良くなっていたり、粒が小さく飲みやすくなっていたりする物もある」と説明すると、試してみると言ってくださる親御さんが多いです。
*成分は同じで、安価なお薬です。若干、添加物の違いはありますので、まったく同じーイコールではありませんが、薬代は安くなります。
*特許が切れた医薬品を、各社が独自の作り方で作った医薬品で、添加物は多少違っていますが、主成分はそのままで、ほぼ効果も変わりありません。
*各薬の品質試験などを吟味して、安心できるものをご提供いたします。お財布にも優しいです。
*合わないような時は戻せる旨を説明
*Drからの許可がある旨を伝える
*近隣の病院や診療所が変更していることを伝える
*広域病院も採用していること。
*貼っているポスターに沿って)後発品と先発品の説明をする。
*相違点をプリントアウトしたものを用いて説明
*後発品に対する患者さんの理解度に応じて説明を変えています。よくわかっている人には簡潔に話し、簡単に特徴を話したりします。後発品をよくわかっていない人には後発品とは何か、を伝えることからはじめます。
*変更する意味、意義が個人で異なるので、変更したくない方からどの理由でしたくないかを聞き取り個別に話す。
*今度から、薬剤情報提供の中にジェネリック変更可能薬品を表示しようと思っている。


<まとめ>
ジェネリック推奨という国の施策の中、診療報酬等のインセンティブが示され、ジェネリックの全体の処方に対する割合もかなり上がってきています。また一般名処方箋は、原則後発医薬品の使用を促すよう患者に対して有効性・安全性・品質について丁寧に説明し、後発医薬品の使用を推奨するよう努力規定となっています。
自ら問診票でジェネリック医薬品の使用可とする患者も過半数にのぼり、ジェネリックに対する理解は徐々に浸透してきていると思われますが、一方で意思表示の無い方においては、薬剤師の説明によってジェネリック医薬品に変更される割合も高くなっていて、ジェネリック推奨に関して、ジェネリックのメリット等をはじめとした患者さんへのわかりやすい説明など薬剤師の働きも重要なポイントになっています。
費用や国策の説明の他にも、効果等に関する説明、先発品とのメリット・デメリットの説明など、説明内容も多岐にわたり、医師も認めている、多くの人が使用しているといった説明で権威づけをしたり、比較ツールを利用したり、ジェネリック推奨に関連してさまざまな工夫をされているようです。薬剤情報提供の中にジェネリック変更可能薬品を表示しようと思っているという意見もありました。

■期間:2014/9/5(金)~2014/9/19(金)
■対象:薬局薬剤師
■回答数:n=114


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