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薬剤師の7割以上は骨髄バンクに関心あり!

薬剤師の7割以上は骨髄バンクに関心あり!

2014年12月05日 (金) 07時00分配信 投稿日:14/12/05 07:00 icon_view 129view

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白血病等の治療で、骨髄移植等が必要となっている患者に、血縁関係にない健康な人からの骨髄液や末梢血幹細胞を提供して移植を行うことを斡旋する公的機関に骨髄バンクがあります。ドナー登録者は45万人に迫り、年間1,000例の非血縁者間での移植が行われています。年齢制限など一定の条件をクリアしていればドナー登録することができますが、提供する際には原則的に家族の同意が必要で、家族が反対して移植が進まないという話も聞いたことがあります。
そこで、医療関係者である薬剤師のみなさんに、骨髄バンクの登録の有無や登録・提供に関する考え方についてお聞きしました。

*この記事は2017年9月8日に更新しました。

■Q1-1._あなたは、骨髄バンクに登録していますか?
骨髄バンクに登録している人は8%、実際に提供したことがある方はいませんでした。7割以上の方が骨髄バンクに関心はあるが登録していないと回答しています。一方、身近な問題としての意識は薄いためか2割近くの人は関心がないと回答していています。




■Q1-2._骨髄バンクに登録していない方に、質問です。登録していない理由を教えてください。
骨髄バンクに登録していない理由は、採取の際の痛みを不安としてあげる方が4割強、休暇がとりにくい、登録方法がわからないという方がそれぞれ約3割となっています。骨髄移植についての啓発が十分されていないことや、ドナー側の問題として時間が割かれるという問題点が浮き彫りになっていますね。




■Q2._あなたの身の回りで、骨髄移植を必要としている人はいますか/いましたか?
身の回りで骨髄移植を必要としている人については、95%の人がいないと回答しています。知人で2.7%、友人で1.6%、血縁関係があるものだと1%も満たないという結果になっていて、骨髄移植を身近なものとして感じにくいのかもしれませんね。




■Q3._骨髄バンクへの登録は自分の意思でできますが、提供の際には原則として家族の承諾が必要となります。そこで仮に、あなたの家族がドナー登録をしており、第3者に骨髄を提供することになった場合、あなたは家族として賛成しますか?
2/3の方は賛成と回答していました。一方で、反対と回答した人、わからないと回答した人は、それぞれ6~7人に1人の割合になっていました。実際そういうケースにならないとわからないというのも正直な意見かもしれませんね。面白い意見としては、夫なら賛成で子供なら反対という意見もありました。




■Q4._Q3の回答を選択した理由を教えてください。
家族の意思を尊重したいからという人が6割で、基本的には本人の意思を尊重される方が多いようですね。それに続いて3割の方が患者を助けたい、貢献したいという医療関係者らしい回答になっています。反対とする意見では、安全性に対しての懸念があるようです。




■Q5._あなたやあなたの家族が仮に骨髄移植が必要な血液難病(白血病など)と診断された場合、骨髄移植を希望しますか?
自分や家族が骨髄移植の必要な疾患になった場合、骨髄移植を希望する人は54%、他の治療方法も含め検討する、わからないという人がそれぞれ20%、希望しない人が4%という結果になっています。家族なら希望するが、自分はあきらめるというような意見もありました。




<まとめ>
骨髄バンクに関しては、多くの人が関心はもっているものの、登録していないという状況でした。登録していない人の中では、採取の際の痛みに不安をあげる人が多くいました。全身麻酔はするものの、体への負荷が1つのネックになっているようです。登録するための休暇が取りにくいという回答もあり、実際に骨髄提供を行うとなると、通院など時間調整が難しく休業補償もないという現状が浮き彫りになっています。登録方法がわからないという回答も多く、骨髄バンクへのドナー登録方法がまだ広く知られていないという結果になっています。実際に、親戚で骨髄移植を必要としている人は僅かしかいないため、日常的なこと、自分のこととして考えづらいということから、まだあまり考えたことがないという人も多くいるようです。
家族の骨髄提供に関しては、本人の意思を尊重し、もし自分や家族が必要となった場合は、他の治療法も含め選択肢の1つとして考えている、というような人が多数派になっています。骨髄移植は、最終同意後は数回通院したりしなければならず、対応も平日が中心になっているのが現状で、時間的制約がある人にとっては大きな負担となってしまいます。
骨髄バンクのドナー登録は、仕事を休みにくい、家族からの反対、痛みに対する不安といった課題もありますが、登録方法がわからない、身近に該当者がいないのであまり考える機会がない等、検討する以前にも問題があり、啓発活動等での改善の余地もありそうです。


■期間:2014/11/7(金)~2014/11/21(金)
■対象:薬剤師、薬学生
■回答数:n=188
 

【関連アンケート記事】
・薬剤師の半数以上、臓器提供の意思表示あり

*アンケート記事一覧はこちら
 

【関連記事】
・飲める薬、飲めない薬を記録しよう–あなたの生死を分ける、たった1枚のメモの作り方

 

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