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【薬剤師の英語】問診|薬・既往歴の確認、小児や保護者・女性への対応

【薬剤師の英語】問診|薬・既往歴の確認、小児や保護者・女性への対応

2009年09月12日 (土) 09時00分配信 投稿日:09/09/12 09:00 icon_view 744view

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今回の記事では前回に引き続き、問診時の英会話表現をご紹介していきます。前回は成人の患者に対し、名前の呼び出し方から個人情報の確認の仕方をご紹介しました。
今回はその他に、薬関連の確認や既往歴の確認、小児やその保護者・女性への対応方法などを紹介していきます。

・薬の副作用・アレルギー・併用薬の確認
・既往歴
・小児やその保護者への対応
・女性への対応

以上の内容の例文集を最後のページにまとめてありますので、問診の際印刷してお使い頂いても構いません。

◇副作用◇

アレルギーや副作用歴などは忘れてはならない項目ですよね。聞き忘れないうちにしっかりと確認しておきましょう。

□Have you ever had side effects (as a result of taking medications)? 

<薬で副作用が起きたことはありますか?>
side effect(副作用)でも意図は伝わりますので、覚えられない場合は「Have you ever had side effects」だけでも結構です。

□Have you ever had any problems after taking medication?
<お薬を飲んで何か問題が起きたことはありますか?>
side effect(副作用)で意味が通じない場合は、problem(問題)と言い換えて質問してみてください。

もし、患者さんが「YES」と答えたら、副作用が起きたお薬の名前、もしくは種類を確認してください。
□What was the name of  the medications?/What kind of medication was that?
<その薬の名前は何でしたか?/どんな種類のお薬でしたか?>


◇アレルギー◇
□Do you have, or have you ever had, any allergies (food, medications, metals or others)?
<食物・薬・金属・その他でアレルギーを生じたことはありますか?>

もし、患者さんが""YES""と答えたら、何に対するアレルギーか聞いてみましょう。
□What are you allergic to?
□What do you have allergy to?

<何に対するアレルギーをお持ちですか?>
be allergic to~/have allergy to~で「~に対してアレルギー体質の」という意味になります。

シンプルに薬に対するアレルギーだけを確認したい場合は、
◇Do you have a drug allergy?
<薬剤アレルギーはありますか?>


■併用薬



相互作用を確認する上で、服用中の薬を確認することも重要です。



Are you currently taking any medication, (Included OTC drugs & supplements)?
<現在のんでいる薬(処方薬・一般薬)はありますか?>

medicationの部分をdrugにしないように注意しましょう。drugも医薬品を指しますが、この場合では「麻薬」の意味でのドラッグに近くなり、「何か麻薬を常用していますか?」の意味になってしまいます。
一度にOTC薬(一般用医薬品)やサプリメントなどを聞くと混乱してしまう場合は、「Are you currently taking any medication?」と聞いたあとに以下のように確認してみてください。

□How about OTC drugs or supplements(such as Vitamines and herbs)?
<OTC薬(一般用医薬品)や(ビタミン剤やハーブなど)サプリメントはいかがですか?>

旅行している人などは、薬のリストを持ち歩いている方もいらっしゃいます。特に医療機関へかかる場合は持参している可能性も高いのでうかがってみるのもよいでしょう。




□Do you have a list of medications you are taking? If you have one, may I see it please?
<服用している薬のリストはおもちですか?お持ちでしたら確認させて頂けますか。>

もし、服用している薬があり名称が分からない場合、次回来局が可能な患者さんに対しては持参していただくとよいでしょう。
□Please bring and show them(your medications) on your next visit to the pharmacy.

<次回来局時にそれらの薬を持参して下さい。>



■他科・他病院受診



現在併用薬の服用がなくても、他科に受診中の場合薬が処方される可能性があるので、他科受診の有無も念のため確認しておきましょう。

□Are you currently seeing any other doctors(in another department or hospital)?
<現在(他科もしくは)他病院を受診されていますか?>



■既往歴


個人情報や薬の副作用・アレルギーについて確認した後は、既往歴についてです。
□What illnesses have you had in the past?
<過去にどのような病気をしましたか?>

直接答えて頂いたものを書きとめて後で調べてもよいでしょうし、病気リストのようなものを提示して選んで頂いても良いかと思います。

※病気リストは最後のページの問診時のキーワード集〈薬・既往歴・小児及び保護者,女性への対応〉に記載してありますので、そちらをご利用ください。

直接答えていただく場合、英語での病名を聞いても分からない場合は、相手にスペルを書いて頂き後で調べることもできます。
□How do you spell it?
<スペル(つづり)はどのようになりますか?>

既往歴に該当するものがあった場合は、治療中もしくは症状の有無も確認しておきましょう。
□Do you still have any of these conditions?
<これらの疾患は治療中、もしくは症状がありますか?>



■小児やその保護者への対応



小児患者が来局される場合、そのほとんどが本人に直接問診できないケースであると思います。しかしながら、小児患者の場合はアレルギーや投与量など注意する点が多く、その分問診により正確な情報を常時把握している必要があります。

アレルギーや副作用歴に関しては、成人同様■薬(副作用・アレルギー等)の項目をご参照ください。
ただし、保護者等に問診を行う場合は、Do you ~? の部分を Does he/she ~?に変えることを忘れないようにしましょう。あくまでお子さんのお話をしているからです。



投与量の確認のため、体重の聞き方をご紹介します。
□What is your (his/her) present weight?
<現在の(お子さんの)体重はいくつですか?>

服用しにくい、または服用に慣れているお薬をあらかじえ確認しておくと、調剤上スムーズです。
□Do you (he/she) have any trouble taking some medicines, such as tablet, powder, capsule?
<服用上、錠剤・粉薬・カプセル剤など飲みにくい剤形はございますか?>

□Do you (he/she) have any preference in dosage form?

<お子様のお好みの剤形などはございますか?>



■女性への対応



小児に続いて確認が必要なのが女性の妊娠状況。医師へ伝えている可能性も高いですが、薬局において再確認することは極めて重要です。

□Are you pregnant or do you have a possibility of pregnancy?

<妊娠していますか?またはその可能性がありますか?>

もし、患者さんが「YES」と答えたら、何ヶ月目であるかの確認を行いましょう。
□How many months?
<何か月ですか?>

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患者が妊娠している旨を医師に伝えてあるかどうかも念のため確認する必要があります。
□Is your doctor aware of this?
<そのことを医師はご存知ですか?>

妊娠のほかに、授乳の確認も重要です。

□Are you currently breastfeeding?
<授乳中ですか?>

授乳中に移行する薬が処方されている場合の服薬指導の方法は、「服薬指導(※次号以降)」の記事で紹介します。


今回は、薬の副作用・アレルギー確認や既往歴の確認、小児や女性への対応など、初診時の最重要項目の確認方法を紹介しました。専門用語も多くなってくるので、すべて覚えて英語で伺うのは大変なことだと思います。うまくパンフレットを活用して短時間で必要な項目を伺えるように日頃から練習しておくことも大切です。

問診時の英会話表現第一回でも申し上げましたように、問診票をお渡して記載していただくのも良し、口頭で補足するも良しですので、使いやすいようにアレンジしていただいて構いません。患者情報の更新時にも是非ご利用ください。

次回は、引き続き問診時の英会話表現最終回として、生活習慣全般や調剤上確認が必要な後発医薬品への変更等に関する確認の仕方などを紹介する予定です。



■問診時のキーワード集



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著者:五味さやか

 

★本記事の続編を以下より、ご覧いただけます。ご活用ください。
グローバル薬剤師のシェアノート「英語 De カウンセリング」
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「薬剤師のためのワンポイント英会話」の連載記事
・【受付】挨拶・問診票の記入
・【問診】個人情報・保険証の確認
・【問診】生活習慣・飲みにくい剤形・後発医薬品変更の確認
・【服薬指導】服用方法(服用時間・回数・日数)

・【服薬指導】薬の数え方・頓服薬の服用方法


*連載記事の一覧はこちら
 

【関連記事】
・「外国語対応薬局」のススメ|オモテに出ている裏話

 
【関連Q&A】
昨日薬局に英語しか話せない患者様がいらっしゃいました…
皆さんは、薬局に外国人が来た時に、どうしていますか?
OTC医薬品の添付文書を英語版で見れるサイトを教えて下さい!
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