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『ストレス対策』2.過去のトラウマをひきずっている

『ストレス対策』2.過去のトラウマをひきずっている

2013年03月14日 (木) 09時00分配信 投稿日:13/03/14 09:00 icon_view 407view

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前回はコントロールできないことをしようとするとストレスになるということの代表として「他人と過去は変えられない」をお伝えし、「他人を変えることはできない」についてお話ししたので、今回は「過去(事実)は変えられない」についてお話ししたいと思います。

「あんなことさえなかったら」「あんなこと言わなければ」などと起きてしまったことを悔やんでずっと囚われている人は少なくありません。悩んでいる人はたいてい過去に囚われています。しかし、残念ながらどんなに悔やんでも起こってしまった事実を変えることはできません。悔やむ気持ちはわかりますが、悔やむだけ悔やんだら、あとはそこからどう挽回するかにエネルギーを使っていかないと、現在や未来まで台なしにしてしまいます。

事実は何をどう頑張っても変えられません。しかし、その事実をどう受けとめ、どう対処するか、どう今後に活かしていくかは自分の頑張り次第でいくらでも変えていくことができます。変えられないことにこだわっても消耗するだけ。どんなに辛くても事実を事実と受けとめない限り苦しみからは逃れられない、と何度も自分に言い聞かせてあげましょう。

また、ときどき過去のことをよく覚えていない方がいますが、すべてのケースにはあてはまらないものの、人間の防衛本能としてあまりに辛いことは記憶にのぼらせないように自分を守っていることがあります。覚えていないことは受けとめられるようになったら自然に思い出されるでしょうから、焦って無理やり思い出す必要はありません。

ときどき催眠療法を受けて、覚えていない辛い過去を思い出して思いもよらなかった苦しみを抱えてしまう人がいるので、退行催眠を受けるときは充分気をつけましょう。

逆を言えば、覚えていることはなんとか乗り越えられるともう一人の自分が判断して記憶しているのかもしれませんから、勇気を出して向き合う価値があると言ってもいいように思います。

一般に、トラウマケアというのは、安心安全な空間で信頼できる人に話を聴いてもらうことだと言われています。

家族や友人から辛い仕打ちを受けた人は、できれば直接その相手に自分の傷ついた気持ちを訴え心から謝ってもらいたいと思うかもしれません。しかし、そのほとんどはなかなか現実には難しいことだということもどこかできっとわかっていらっしゃるでしょう。なぜなら、彼らには彼らなりの言い分があり、素直に謝罪してくれるような人であればそもそもあなたを傷つけるようなことはしていないと思われるからです。

ですから、辛い気持ちは相手に直接ぶつけて解決しようとするのではなく、共感してただ聴いてくれる相手を探してその人に受けとめてもらうようにしましょう。もし身近にそうした存在がいなければ、一時的にカウンセラーを頼ってもいいと思います。とにかく、安心安全が確保された相手に聴いてもらう、それも難しければひとりで文字にして書き出してみるなど何らかのアウトプットが必要です。


(次ページ)また、トラウマ体験のある人は・・・

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