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『ストレス対策』6.大人の発達障害

『ストレス対策』6.大人の発達障害

2013年07月17日 (水) 09時00分配信 投稿日:13/07/17 09:00 icon_view 514view

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今回は、この頃とても話題になっている大人の発達障害についてお話ししたいと思います。

最近はメディアでも多く取り上げられており、先日NHKの番組で、今や日本人の10%が発達障害だという調査もあると伝えていて大変衝撃を受けました。しかし、臨床の現場では最近は数人に一人くらいの割合で疑わしい人に出会うので、10%という数字は冷静に考えれば充分あり得るようにも思います。

発達障害とは、発達障害者支援法において「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機 能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」(発達障害者支援法における定義 第二条より)と定義されています。

もう少しかみ砕いて言うと、得手不得手の凸凹がそうでない人に比べて大きいと言えばわかりやすいでしょう。また、発達障害のなかにもいろいろな種類があり、いくつかを同時に持っている人も多いので、得手不得手の中身は人によってさまざまです。共通の特徴としては、コミュニケーションがうまくいかない、空気が読めない、こだわりが強いことなどが挙げられます。

大人の発達障害というのは、知的障害がなく、どちらかというと知的レベルの高い成績優秀な人が社会に出るまではなんとか学校生活に適応してきたので特に問題視されずに済んでいたものが、社会に出て、さまざまな人間関係やさまざまな場面で柔軟な対応が求められるようになったとき、その特徴であるコミュニケーションがうまくいかないとか、融通がきかないなどといったことから、上司から叱責されたり職場で孤立したりしてうつ状態になり、クリニックを受診して初めて診断されるということが多いように思います。

しかし、残念ながら、発達障害を診断できる医療機関は限られています。正確に診断するための専門の心理テストを扱う機関が少なく、診断するには生育歴をさかのぼって丁寧に経過を聴取しなければならずないので時間的に保険診療の範囲では厳しいのが現状です。こうしたことから、診断可能な機関には現在予約が殺到しており、数ヶ月待ちということも珍しくありません。

私は医師ではないので診断はできませんが、「もしかしたら」と思うことは多くあります。クリニックでは医師に確認していますが、医師によって本人に伝えるかどうかは意見が異なるようです。


(次ページ)発達障害は男性に多く・・・

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