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『ストレス対策』8.感情のコントロール2~漠然とした不安と依存~

『ストレス対策』8.感情のコントロール2~漠然とした不安と依存~

2013年09月18日 (水) 09時00分配信 投稿日:13/09/18 09:00 icon_view 438view

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不安を訴える人は本当に多いです。そんな方々が「不安をなくしたい」と願うのは自然なことかもしれませんが、不安は危険を察知するために必要な感情です。なくなったら危機に対する準備や警戒ができなくなり、とても無防備な状態になって非常に危険です。

前回お伝えしたように、ネガティブな感情は自分を守るために必要不可欠なサインです。問題なのは、ネガティブな感情を過剰に感じることであって、ネガティブな感情そのものではないということを改めてご理解ください。


■思考停止は問題の先送り

不安に悩んでいる方に共通しているのは、考えすぎているということです。彼らの多くは、考えすぎを防ぐためにわざと忙しくしたり、思考停止するためにネットやゲームに時間を費やしたりしています。しかし、思考停止を画策しても問題を先送りするだけで根本的な解決にはなりません。

過剰な不安は不適切な行動を生みやすくなります。その代表が回避行動です。思考停止は、問題の核心を考えないようにすることです。不安になるということは何かしら問題があるはずなのに、そのことに向き合って考えようとしないのは回避行動の一つです。そして、肝心なことから逃げているという自覚はどこかに残り続け、自己嫌悪や自信のなさにつながります。

過剰な不安は不適切な行動をうみ、それが自信を失い、ますます不安を募らせます。たとえば、言いたいことがあっても「こんなこと言ったら気分を悪くさせてしまうかもしれない」(過剰な不安)と悩んで結局言えないまま(不適切な行動)、理解されず落ち込み(自信を失う)、ますます不安で何も言えなくなり・・という具合です。


■不安から逃げずにしっかり感じてあげる

健全な不安の対処法は、「問題に向き合い、解決に向けた行動をとる」ことです。

そのために、まず不安をしっかり感じて落ち着く努力をします。ネガティブな感情は自分へのメッセージなので、抑圧しようとせずにしっかり受けとめることが大切です。無理に抑えこもうとすると、メッセージを伝えるためにどんどん不安も大きくなります。不安は「ああ、今私は不安なんだ」と感じてあげることでだんだん落ち着いていきます。

不安から起こるパニック発作はたいてい2,30分でおさまります。言い換えれば、それ以上不安は持続しないものなので、しっかり感じてあげればもっと早くおさまるということです。 パニックになっているときはものごとを悪いほうにしか考えられません。このときは思考停止が有効です。深呼吸や呼吸法(腹式呼吸)などをして気持ちを落ち着かせることに集中しましょう。


(次ページ)■漠然とした不安がいちばん怖い・・・

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