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10.感情のコントロール4~イライラはがまんのしすぎ~

10.感情のコントロール4~イライラはがまんのしすぎ~

2013年11月20日 (水) 09時00分配信 投稿日:13/11/20 09:00 icon_view 354view

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今回は、不安にならんでご相談の多い「怒り」についてお話しします。

怒りはいろいろな視点から説明することができますが、たとえば、怒りは欲求不満の感情だと言うことができます。「思い通りにならないとき」「想定外のことが起きたとき」「大切に扱われなかったとき」私たちは怒りを覚えます。これは自然なことです。

何度もくりかえしますが、ネガティブな感情はいけないものではありません。ネガティブな感情は自分を守るためのメッセージを教えてくれるとても大事なものです。まじめな人ほどついネガティブな感情を嫌って抑圧しがちですが、そうすると知らず知らず無理を重ねてしまい、いつのまにか自分を追い込んでしまいます。

問題なのはネガティブな感情そのものではなく、ネガティブな感情を過剰に感じ、不適切な行動をとってしまうことです。怒りも過剰に感じるとカッとなって衝動的な言動をしてしまいやすく、それはよくないことです。怒りを適切に感じ適切に表現すること、それができるようになることが怒りのコントロールです。

■報われるがまんと報われないがまん

怒りを適切に表現できるスキルをもっていると、怒りを感じたときの選択肢が増え、そのときの状況に応じて自分なりに納得のいく表現法を選ぶことができます。

しかし、適切な表現法を知らないと、怒りは飲み込むか爆発させるしかなく、まじめな人の多くはがまんすることをほぼ自動的に選んでいます。私はこれを報われないがまんだと考えます。なぜなら、がまんを選ぶとき、自分で納得しているわけではなく、他にすべがないために仕方なく選ばされているからです。

そのうえ、何も言わないので相手には同意しているとみなされてしまい、さらにストレスが溜まります。がまんすればするほど「なんでわかってくれないのか・・」と辛くなるでしょうが、何も表現されていないので相手にはわかりようがないのです。

一方、報われるがまんとは、適切な表現で自分の意見を言うこともできるけれど、この状況では何も言わないでおこうと自分で納得しているがまんのことです。納得しているということは、発言しないことで同意していると思われても仕方ないと了承しているということです。従って、「なぜわかってくれないのか」という不満をもつことがありません。

また、報われるがまんには、衝動をおさえるというがまんもあります。怒りを感じたときにカッとして衝動的な言動をとってしまうと相手との関係を悪化させてしまいます。その衝動をおさえるのは、相手との関係を維持するために必要な報われるがまんです。

つまり、報われるがまんとは自分が納得して選んでいるものです。これに対し、報われないがまんとは、他に手段がないために仕方なく黙るというものです。別の言い方をすると、自己犠牲的ながまん、自分を被害者にしてしまうがまんです。違いがおわかりいただけるでしょうか。

こうしたがまんはたいてい報われず、ストレスや怒りが溜まる一方です。がまんをするときは自分が納得しているかどうかよく考え、納得がいかないときは適切な表現法であるアサーションを使って自分の意思を伝えるようにしましょう。(*次回詳しくご説明します)


(次ページ)■「~べき」思考が怒りをうむ・・・

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