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『ストレス対策』19.選ぶリスク、選ばないリスク

『ストレス対策』19.選ぶリスク、選ばないリスク

2014年08月14日 (木) 07時00分配信 投稿日:14/08/14 07:00 icon_view 231view

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著者:藤井雅子(心理カウンセラー)

最近「どうしたらいいかわからない」というご相談をよく受けます。これは、言い換えると「ひとりでは何も選べない」ということです。

特に、子供のころ親の言うことをきくいい子だった人に多いのですが、いい子というのは意識のあるなしに関わらず、親の期待に応えることで自分の存在価値を認識しているものです。

つまり、何かを選ぶときは意識もしくは無意識に、親の期待に添うような選択をするということです。ものごとを親の価値観であろう「ああすべきこうすべき」を基準に選び、自分の欲求は二の次にしてしまいます。

日々の選択をそんなふうに積み重ねていくと、だんだん自分が何を望んでいるのかがわからなくなってしまいます。自分を抑えて生きることの矛盾は大人になるにつれ次第にごまかしきれなくなっていきます。

やりたくないことをやらなければならないとき、人はストレスを感じます。「やる気がでない」とご相談にくる方に共通しているのは、「~しなければならない」にがんじがらめになっているということです。

子供時代は親に養育してもらわないと生きていけないので、親の期待に応えることは生きるうえで必要な処世術だったのでしょう。そんなふうに頑張って生きてきた自分を責めることはありません。しかし、今や大人となって生活力をもったのなら、親の許可を得ながら生きなくてもいいのだと自分に言い聞かせてあげましょう。

本当に嫌なことなら断ってもいいし、しないための工夫をしてもいいんです。大人になれば、自分の価値観で自由な選択ができます。親の価値観に従わないことに罪悪感を覚える必要はありません。

とはいっても、今まで親の期待に応えようと親の価値観で選択するくせがついている人は、急に「あなたの自由にどうぞ」と言われても、自由に選んだ経験があまりに少ないのでかえって動揺してしまうかもしれません。

これは単に経験値が低いだけの問題なので、どうぞこれから練習だと思って意識して経験を積んでください。

ただ、ここに一つ落とし穴があります。


(次ページ)親の言うとおりに選んで・・・

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