新着記事・レポート

カテゴリーを選択

気になる数字

<<前の記事へ

次の記事へ>>

6.【戦略】医薬品ネット販売時代への処方箋(第4回)|薬剤師の気になる数字

6.【戦略】医薬品ネット販売時代への処方箋(第4回)|薬剤師の気になる数字

2013年04月25日 (木) 09時00分配信 投稿日:13/04/25 09:00 icon_view 274view

お気に入りに登録

お気に入りに登録

icon_view 274view

「医薬品市場全体の10~20%を、ネット販売が占めるようになる」
(日本オンラインドラッグ協会理事長 後藤玄利氏の発言)

 

アセスメント力で選ばれる薬局へ

これから、薬局・薬店はネット薬局という競合相手を迎える時代だという認識は必要だと思います。これもひとつの時代の変化。このチャンスに、薬剤師の皆さんは、対面販売の付加価値を、ひいては薬剤師自身の存在価値をどう高めていくのかということを前向きに考えていただきたいと思うのです。

では、どんな付加価値があるのか、ということですが、わたしは、

処方薬以外の健康相談にも乗れるアセスメント力をもつ

ことが、対面販売の利点を最大限に活かすことになると考えます。

たとえば、降圧剤を処方されている患者さんでも、慢性的に腰痛に悩んでいる方がいらっしゃいます。会話のなかで、その程度やどういう動作で痛むかを聴き、市販のシップ剤を勧めたり、痛みの程度が強ければ受診を勧める…といった問題発見型のアセスメントは、対面販売でしかできない強みでしょう。

さらに、店舗内で取り扱う一般用医薬品の選択もまた重要です。調剤薬局であれば、薬店、ドラッグストアでの扱いが少ない第1種や指定第2種に絞り込むのも一案でしょう。第1種医薬品は基本的にスイッチOTCですから、相互作用の管理が重要です。
「この患者さんは処方薬Aを服薬しているから、この市販薬のスイッチ成分Bは禁忌だ」
そういうコンサルティングができるのは、処方薬を出している薬局ならではの強みです。


他の業界をのぞいてみよう

ネットという競合相手の存在で大きく変貌した市場といえば、出版業界があります。いま、日本の書店業界では、ネット通販のAmazonがダントツの売り上げと言われています。Amazonは基本的に売り上げを公表していないのですが、推定年間1920億円とのこと。出版業界も、「活字離れ」といわれるなか、永らく停滞にあえいでいますが、新刊書の点数は8万点に届く勢いで、年々増加しているのです。つまり、多品種少数販売が基調になっている。こうなると、多品種に対応できるネット通販ががぜん強くなります。

では、Amazonに続く第2位はどこでしょう? これが驚き、紀伊国屋、ジュンク堂、三省堂、有隣堂といった大看板を抑えて、なんと「TSUTAYA BOOKS」なのです。さらに3位の「紀伊国屋書店」に次いで4位はなんと「ブックオフ」。TsutayaはDVDやCDレンタル、との複合店、ブックオフはリサイクルと、ビジネスモデルに特徴がある流通が勝ち組に残っている。調剤薬局の将来を考える上でも、示唆に富んでいると思いませんか。

(次ページ)相談しやすい環境づくりも大事・・・

Good2

コメントする

コメントする

コメント

回答:0件

記事・レポート(1340件)

show

2017.08.16 new 255.英語の堪能な薬剤師の方に朗報か?|薬剤師業… 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.08.09 254.次期改定に向け一手を打った(こらむ251の… 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.08.03 90.遠隔診療と調剤 【世塵・風塵】

2017.08.02 253.背景が関係者の様々な憶測を呼ぶことに|薬剤… 【薬剤師業界のウラガワ】

2017.07.27 89.かかりつけ薬剤師Ⅲ 【世塵・風塵】

もっと見る

業界ニュース(19855件)

show

アンケート

show
ただいま、募集中のアンケートはありません。

もっと見る

セミナー情報(0件)

show

ブログ(5620件)

show

求人情報

show

よく見られている
新着記事・レポートランキング 集計期間:08月16日~08月23日

もっと見る

よく見られている
薬剤師のQ&Aランキング 集計期間:08月16日~08月23日

もっと見る