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『薬剤師の気になる数字』21.【就職動向】薬学部6年制の就職先

『薬剤師の気になる数字』21.【就職動向】薬学部6年制の就職先

2013年12月19日 (木) 08時00分配信 投稿日:13/12/19 08:00 icon_view 428view

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37.9%

■最大の就職先は調剤薬局

皆さんご存じのように、平成18年度から学校教育法が改正され、大学の薬学部は6年制と4年制の2種に分かれました。このほぼ同時に薬剤師法も改正され(平成16年6月23日公布)、薬剤師国家試験を受けることができるのは、原則として、6年制学部・学科の卒業者となったわけです。

そして、平成23年(2011年)の3月に、初の6年制薬学部生が卒業しました。その初代6年制卒業生の進路について、一般社団法人 薬学教育協議会がまとめた調査結果があります。

平成23年3月に卒業した"初代"6年制卒業生9,491名の就職先を調べたところ、

1位:調剤薬局 37.9%
2位:私立病院・診療所 19.1%

と、この2種で計6割をしめています。病院の中でも私立病院やクリニックへの就職者は多いのに対し、国立大学や国立病院(正しくは、独立行政法人立病院ですが)などの“国立系”は4.7%。公立病院、自治体立病院や診療所などの“公立系”は4.3%と、いずれも狭き門のようです。
 

■意外に少ない!?ドラッグストア

続いて、第3位以下。

3位:製薬企業 10.8%
4位:ドラッグストア 7.2%

製薬企業については職種別の数字も出ており、最も多いのは「MR(医薬情報担当者)」で6%、開発や学術担当者が2.4%、研究や試験、製造等の担当者が1.7%となっています。

ドラッグストアへの就職者は全体の7.2%しかいませんでした。

現在、調剤薬局は全国に54,789施設*1あるのに対し、ドラッグストアは、16,529店舗*2。だいたい3:1の割合であるわけですが、就職者の割合では6分の1以下。ドラッグストアでは本気で第1類を売っていく気があるのだろうか?と思ってしまいます。(実際、第1類医薬品を取り扱うドラッグストアは半数程度。詳しくは「4.【戦略】医薬品ネット販売時代の処方箋(第2回)」 をご覧ください。)

さらに「行政」(主として衛生行政)が2.1%、大学院修士などへの進学が1.6%となっています。

【参考】
一般社団法人薬学教育協議会ホームページ 

出典:
*1 厚生労働省「薬事関係業態数調」(平成23年度末現在)
*2 日本チェーンドラックストア協会(JACDS)正会員数(平成25年4月現在)


この記事について/著者:中保裕子

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