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『薬剤師の気になる数字』28.【薬局密度】意外にもあの県に多かった

『薬剤師の気になる数字』28.【薬局密度】意外にもあの県に多かった

2014年04月23日 (水) 07時00分配信 投稿日:14/04/23 07:00 icon_view 151view

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43.8ヶ所

■県別薬局数のばらつき

前回、全国の薬局数は現在55,797ヶ所 [厚生労働省, 2012年]あり、コンビニエンスストアよりも多い、ということをお伝えしました。すると、読者の方から「薬剤師不足もあいまって、薬局は淘汰されるのでは」とのコメントをいただきました。

地域の人口密度は薬局経営を左右する最大の環境要因になります。過疎化が進む地方の薬局経営は?医師不足が切実な問題になっているように地方では薬剤師も不足している?今後淘汰される薬局があるとすれば、競争の激しい都市部から?…とまあ、薬局の今後が気になるわけです。そこで、今回は都道府県別の薬局数を人口比で見てみました。

まず、冒頭に挙げた「43.8ヶ所」は人口10万人あたりの薬局数の全国平均です。前回ご紹介した、「1つの調剤薬局が2285人の市民を支えている」というやつですね。この平均より低い地域は、薬局の「密度」が低いため1か所でカバーする患者数が多くなり、逆に平均以上の地域は、県民に対して薬局の「密度」が高く競争が激しいということになります。

人口に対して、薬局数が少ない県のトップ5位はこんな感じです。

1. 福井県―――― 32.5
2. 京都府―――― 34.8
3. 奈良県―――― 35.2
4. 埼玉県―――― 36.0
5. 富山県―――― 36.4
(いずれも人口10万対。 [厚生労働省, 2012年])

トップの福井県の薬局は、平均的には1ヶ所あたり3077人の市民を支えていることになり、これは全国平均の3割増しに当たります。

意外なのは、上位5位の中に、京都府や埼玉県という大都市圏の地域が含まれていること。一概に「薬局密度が低いのは地方」とばかりは言えないことがわかりました。


(次ページ)■競争激化地域?「薬局密度」の高い県ベスト5・・・

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