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40.【ライフ】現代「離婚」事情

40.【ライフ】現代「離婚」事情

2015年04月30日 (木) 07時00分配信 投稿日:15/04/30 07:00 icon_view 340view

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著者:中保裕子

1年に離婚する夫婦の数:231,384組

 

■2分間に1組が離婚している

覚えている方がおられればうれしいのですが、2014年8月に掲載した「【ライフ】薬剤師の結婚年齢」は、本シリーズ「薬剤師の気になる数字」のなかで最も多くの方に読んでいただきました。どうやら薬剤師の皆さん、結婚について並々ならぬご関心をお持ちの様子…。そこで、今回は「離婚」についての数字を追ってみることにしました。「結婚もまだなのに縁起でもない…」と思う方はどうぞスルーしてください(笑)。ちなみに、さすがに「薬剤師の離婚事情」というデータはありませんので、日本人一般の話になりますが、ご容赦を。

では、本題に入ります。いま、日本ではどのくらいの夫婦が離婚という選択をしているのでしょうか。

厚生労働省の「人口動態総覧」によれば、1年間の離婚件数は23万1384組。2分15~16秒に1組が離婚しているという計算になります。ちなみに、結婚件数と比較してみるとどうでしょう。1年の婚姻件数は66万594組ですので、離婚するカップルの約3倍にあたります。

 

■それでも離婚件数は減少中

婚姻件数と比べてみると、離婚件数ってずいぶん多いと感じるかもしれません。でも、実はこれでも離婚件数は減ってきているのです。2002年には現在より6万組近く多い28万9836組が離婚し、過去最高の離婚件数をマークしました。

離婚は平成に入ってから急増しており、「成田離婚」が流行語に。1997年には同名のテレビドラマまで放映されていました。そんな世相的な後押しもあって離婚に踏み切りやすくなったのか、2001~2003年の離婚件数は突出して多く、“離婚バブル”の様相だったのです。しかし、その後は人口減もあって、婚姻件数同様、徐々に離婚件数は減りつつあります。

 

■ベテラン夫婦の離婚は増加中

離婚する夫婦のうち、最も多数派は「結婚歴5年未満」の夫婦で、全体の32%を占めています。でも、1年未満での離婚が抜きんでて多いというわけではないので、実際は言われているほど「成田離婚」、つまり海外旅行にまつわるケンカやトラブルが原因で離婚にいたるケースが多いというわけではなさそうです。

さて、離婚総数が減少する中、唯一、増えているのが「結婚歴30年以上」のベテラン夫婦の離婚です。離婚全体に占める割合は約5%に過ぎませんが、地味に増えつつあります。そういえば「成田離婚」には2つの意味があり、「熟年夫婦が子どもの新婚旅行を見送ったあとで離婚」という意味もあるとか。というわけで、故郷に住むあなたのお母さんからある日突然「お父さんと離婚することになったよ」というメールが来ても、驚くなかれということです。いや、やっぱり驚くだろうなあ。

参考資料:
・厚生労働省「人口動態調査」(数字は2013年のもの)


この記事について/著者:中保裕子

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