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44.【業界】MRはどのくらい売っているのか

44.【業界】MRはどのくらい売っているのか

2015年09月03日 (木) 07時00分配信 投稿日:15/09/03 07:00 icon_view 270view

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著者:中保裕子

MR1名あたり平均年間売上金額:約2億円

(国内大手企業のみ)
 

■製薬企業別MR数ランキング

前回は、現在日本には約67,000人のMRが医療業界で活躍していること、女性MRや商品単位で製薬企業と契約するCMR(コントラクトMR)が増えていることをお伝えしました。全体の動向がわかったところで、今回は「分布」を見てみましょう。MRはどの製薬企業に多いのか。そして、どれくらいの売り上げをもたらしているのか。

まず、「MRを多く抱えている製薬企業はどこか」です。

予想が多そうなのは、

「外資のメガファーマじゃないかな?」

「企業規模からみて、武田薬品工業あたり?」

といったあたりでしょうか。さっそくランキングを見てみましょう。

 
MR数上位10社修正
 

ほとんどの企業がCMRを除いた人数のようです。 来ましたねー、メガファーマ。ファイザーのトップは納得としても、国内最大企業の武田を抜いて、国内2位のアステラスの方が多いことを意外に思った方もいるかもしれません。

 

■MR生産性では武田がトップ

このMRさんたちの「売り上げ」を「MR生産性」といいます。もちろん、MRさん自身が販売活動をするわけではありませんので、あくまでも製薬企業の年間売り上げ金額を、MRの頭数で割った数字です。

野村證券のアナリスト、漆原良一さんの分析によれば、国内大手製薬企業の場合、MR生産性は約2億円。企業別では、武田薬品がダントツの3億円。他にも、アステラスや第一三共は2億円超の生産性があります。かたや外資系製薬企業は、1.5億円だそうです。日本企業のMR強し。

 

■やはり人海戦術は有効だった

こうしてみると、やはりMR数が多い企業ほど売り上げも大きいといえそうです。前述の漆原さんによれば、生産性には人数による分岐点があり、1社のMR数1,200~1,500人を超えたあたりから生産性が向上するとのこと。Eラーニングなどネットを使った薬剤情報提供に重点が置かれるようになった現在でも、「他剤との併用や特定患者での副作用情報など一般化していない情報を交換するには直接MRに聞いた方が早い」そうで、face to face の営業はいまだ健在なのです。

ちなみにファイザーが約2,700名のMRを抱えるのに対して、準大手は1,000人台、中堅企業で500~900人台。バイオ医薬品の新しい企業などは、100人以下の少人数で頑張っているところもあります。

【参考資料】
「PHARMA JAPAN」(じほう)
漆原良一「明解医薬品産業」(医薬経済社,2014年)


この記事について/著者:中保裕子

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