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『スポーツファーマシスト』1. 病院薬剤師からスポーツファーマシストを視る

『スポーツファーマシスト』1. 病院薬剤師からスポーツファーマシストを視る

2013年07月09日 (火) 09時01分配信 投稿日:13/07/09 09:01 icon_view 628view

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~ドーピング防止における薬剤師の役割~

■はじめに
ドーピングには、競技能力を高める可能性のある薬物などを不正に使用する場合と、不注意で禁止物質を利用してしまう場合、いわゆる「うっかりドーピング」があります。後者については、必要な情報が一般市民に行き渡っていないのが現状です。

このような状況で、2009年度に日本薬剤師会とJADA(日本アンチドーピング機構)は協同して「認定スポーツファーマシスト」の資格制度を創設しました。「スポーツファーマシスト」は、最新のドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、 競技者を含めたスポーツ愛好家などに対し、薬の正しい使い方の指導、薬に関する健康教育などの普及・啓発を行い、スポーツにおけるドーピングを防止することを主な活動とします。

■私がスポーツファーマシストになった理由

病院薬剤師として働く傍ら、学生時代から続けていたバスケットボールを社会人になってもクラブチームで続け、身体が思うように動かなくなってからはコーチとして活動していました。チームが公式戦で上位に進出するようになると、チームのメンバーが国体の選抜チームに選ばれるようになりました。この時期に国体でもドーピング検査が開始されるとの情報があったのですが、国体選抜チームのメンバーは、ドーピングに関する情報は何も持っていませんでした。試合前の風邪の初期症状のための薬の服用についての相談は、ドーピングを気にしてではなく、どの市販の風邪薬が一番、効果が高いかというものでした。ドーピング検査を受けるかもしれないスポーツ選手のドーピングについての知識や情報は、ほとんどないも同然とわかり、ドーピング防止活動の必要性を強く感じ勉強を始めました。


(次ページ)■アンチドーピング活動・・・

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