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1.慢性疾患治療薬のアドヒアランス向上を目指した服薬指導とは。(後編)

1.慢性疾患治療薬のアドヒアランス向上を目指した服薬指導とは。(後編)

2013年11月27日 (水) 09時01分配信 投稿日:13/11/27 09:01 icon_view 926view

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■薬剤師として患者に伝えるべきこと

高血圧症の早期発見や血圧を意識してもらうためには、習慣的に測定することで日内変動、つまりは基底血圧と随時血圧を理解し、早朝高血圧あるいは夜間高血圧、季節の変動などがあることを知っていただくことが大切です。そういった意味でも家庭内血圧の測定は必要不可欠です。

各製薬メーカーによって、生活習慣の修正などに関するさまざまなパンフレットが作られています。薬剤師は患者さんとの会話の中でこうした情報を積極的に伝えていくべきなのですが、実際はパフレットを「ご自由にお持ち帰りください」と置いているだけのところがほとんどではないでしょうか。これらは患者さんに説明をする際、非常に役に立ちます。しかしきちんと管理をしていないと、いざというときにどこにあるのか分からず、有効活用できないままになってしまいます。このような課題を解決するため〈GooCo(グーコ)〉では、パフレットの内容を検索・表示して、すぐに説明に使えるような機能の実現を予定しているようです。

実際に薬物療法が必要になった際、長期にわたる服用を容易にするためには、1日1回服用の薬剤が望ましく、飲む回数が少ないほどアドヒアランスは高くなります。夜間に薬を飲むときの注意事項として、私の薬局で起こったこんなエピソードがあります。「薬はコップ1杯のお水で飲んでください」と定形文句のようにお伝えしていたところ、胃食道逆流症の患者さんに「薬を飲むようになってから、夜中に何回もトイレに起きるようになった」と言われました。プロトンポンプインヒビターで夜間頻尿が出るのかと、薬局内で問題になったのですが、実はコップなみなみに注いだ水が原因でした。それを機にそのほかの患者さんにも聞き取り調査をしたところ、やはりコップ1杯の水をしっかり飲んでいる人には、夜間頻尿の症状が出ていました。しかし今さらコップ1杯でなくても大丈夫ですよ、などとは言えませんし、やはり薬はたくさんの水で飲んでいただきたい。結果的に就寝前に飲む薬をOD錠に変えることで解決しました。夜間どのくらいトイレに起きるのか、あるいはどのくらいの水で薬を飲んでいるのかは、些細なことのようですが確認を怠ってはいけないと実感した経験です。

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(次ページ)私はいつも患者さんに・・・

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