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14.〜パネルディスカッション〜薬局・薬剤師の未来を考えよう (後編)

14.〜パネルディスカッション〜薬局・薬剤師の未来を考えよう (後編)

2014年12月31日 (水) 07時00分配信 投稿日:14/12/31 07:00 icon_view 324view

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パネリスト:遠藤朝朗、山村真一、渡辺優



■新たな仕組みづくりに向けて
渡辺 薬剤の話で紹介させていただくと、糖尿病の薬剤費が日本は非常にかさんでいます。海外からは、なんでメトホルミンを使わないんだ? メトホルミンで済む人も大勢いるんじゃないか? という指摘を受けます。日本の健保組合からも、メトホルミンがなんでこんなに少ないんですか? と言われます。日本は実はメトホルミンをあまり好きではないんですよ、それ以外に良い薬がいっぱい出ているので、そっちを使っているんですよ。値段はだいぶ違うけれども、メトホルミンも効く人には効くわけで、昔は代謝の問題などがありましたが、今使われない理由があまりないなかでそういった薬を選択しないのは、健保が何も言わないからですよ、というふうに私は説明しているんですね。健保がきつく言えば、薬局も製薬メーカーもうまく動くはずなのに、誰も言わないからいけないんですよと。その辺は経済合理性でドクターも薬剤師も全く動いていないのが実態なのかなと思います。これから先考えていなければいけないところですね。

遠藤
 今日のお話を聞いていますと、健保組合と薬経連の間で研究会などができるといい、という感じがしますね。

山村
 対外的な交渉ごとでは連携が大切です。やはりバラバラでは力にならない。今のメトホルミンの話は私も面白いと思います。安いからもっと使うべきだという海外の意見は、最もだと思います。ただし、メトホルミンはコストパフォーマンス的には有用であるけれども、乳酸アシドーシスの発症で死亡例が今も出ています。そこで、「私たちがきちんと注視して見守ります。そのために先ほどの〈プレーリードッグ〉のような仕組みを持っていますし、きちんとウォッチして安全に使っていきます」などと言えると、きっといいコラボレーションになる。新たな仕組みづくりという観点からも非常に面白い活動ができそうです。

遠藤
 ちなみに先頃〈グーコ(GooCo)〉のバージョンアップとして、薬品ごとに変更理由を入れていく機能を作りました。通常の薬歴を書いていく流れの中で、患者さんの薬品サマリのような形で、薬品単位でコメントをつけていくのですが、もともと在宅にいったときに、薬剤師さんが往診などに行くと、「この薬を使ったことはありましたか?」と確認するようなケースがよくありますよね。そんなときレセコンや電子薬歴などにある書庫カレンダーの機能を見ていくと、過去に薬が出ていたかどうかを判断するまでにとても時間がかかってしまうので、これとは別にサマリを作るようにしていると思います。しかしサマリのところにコメントを改めて入力するのは大変なので、服薬指導の薬歴を入れたときに、たとえば「病状悪化のため追加になりました」とか、「副作用が出たので中止になりました」というコメントを残しておくと、それが今度は患者さん単位で、サマリで見られるようになる。また、一定の期間に薬がどういう理由で変わったのかを一連で見ていくと、非常に面白いデータになると思っています。そういったデータを薬局さん単位で見ることができ、さらにそれらをまとめた単位で見ることができれば、いろんなアイディアが浮かんでくるのではないかなと思うので、ぜひ取り組んでいきたいですね。

(次ページ) ■薬剤師の質と教育・・・

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